電気自動車(EV)および充電ステーションの販売・メンテナンス等を行う福岡県の企業、EVモーターズ・ジャパン (以下、EVMJ)は4月19日、12日からの3日間、インテックス大阪で開催された「第4回関西物流展」に1t積と2t積のEVトラック 2車種を出展したことを発表した。
同社による関西エリアでのEVトラック展示は初。ブースには3日間で1,000人を上回る来場者があったと云う。
なお、展示車両は今年末の発売を予定。現在、一般販売を見据えてこの夏実施予定の、実証使用協力企業を募集している。
[出展車両について](*)
■EV物流車(コンセプトカー)
※1:地上から荷室床の高さ。
※2:電費は実際の走行時の走り方や条件(気象、道路、運転、架装等の状況)により変化する。
*諸元・デザインは変更となる場合がある。詳細は同社HP かカタログ(ファイル・ストレージからダウンロード) を参照。
<特徴>
・低床設計(440mm)・ウォークスルー構造の採用で、広々とした荷室空間を実現。車外へ降りることなく荷物の積み下ろしが可能。また左スライドドアから歩道側に降りられるため、安全に作業を行うことができる。
・搭載する独自技術「アクティブ・インバータ」により、バッテリー長寿命化と長距離走行を実現。
・普通免許(*)で運転がしやすいボディスタイル。
*平成29年3月12日以降に免許を取得した場合、E2(GVW 5t)には準中型免許が必要。
[EVMJ・今後の出展予定](EVバス)
<2023バステクフォーラム>
– 日程:2023年5月12日(金)10:00~16:30(雨天開催)
– 場所:大阪市此花区 舞洲スポーツアイランド・風そよぐ丘内「空の広場」
– 出展車両:観光バス(8.8m)、路線バス(10.5m)
<エコテクノ 2023>
– 会期:2023年7月5日(水)~7月7日(金)
– 会場:西日本総合展示場
– 出展車両:コミュニティバス(6.99m)
EVMJは、トラックのEV化を通じて、昨今急速に求められる環境配慮へ貢献すると共に、ランニングコストの大幅削減による物流業者の経営負担軽減に貢献。また、強固な商用EV量産体制の構築と更なる車両ラインナップの拡充を目指し、ゼロエミッション社会の実現へ邁進していくとしている。
[会社概要]
– 会社名:株式会社 EV モーターズ・ジャパン
– 本社所在地:福岡県北九州市若松区白山 1-18-7
– 代表取締役社長:佐藤 裕之
– 設立:2019年4月
– 資本金等:4,735,200,000 円(2023年3月27日現在)
– 事業内容:
・EVおよび充電ステーションの販売・メンテナンス(取扱車両:バス・トラック・トライク・特殊車両等)。
・自動運転バス(レベル4)の開発。
・電気自動車のリース、レンタル、ESCO事業。
・蓄電池・PVを活用した再生可能エネルギー事業。
– 連絡先:電話(093-752-2477)/問い合わせフォーム