EVモーターズ・ジャパンは4月17日、 シダックスグループ傘下の大新東へ大型路線 EVバスを納車した。今回の車両は4月19日から金沢文庫駅と大規模分譲マンション「レイディアントシティ横濱ル・グランブルー」との区間を結ぶ路線で運行が開始された。
EVバス、金沢文庫駅西口バス停 停車時の様子
これは大新東が今年、同路線バス運行開始から20年目の節目を迎えるにあたり、地域への更なる環境負荷低減と乗客の皆様の利便性向上を求めて、運行中の車両の一部をEVバスに切り替えたもの。
EVバス、運転席の様子
これにより現在使用されているディーゼル型の車両に比べ、年間約3 2トンのCO2削減(日本人80人あたりの年間CO2排出量に相当)になるという。
車両刷新にあたり大新東の池田丈一郎旅客運送事業本部長は、「神奈川県横浜市金沢区を走行する当路線バスの運行から20年目の節目を迎えるにあたり、当社グループ初となるEVバスを導入致しました。
今後も、地域へのさらなる環境負荷低減、ならびに乗客の皆様の利便性向上に努めるとともに「安心・安全」かつ持続可能な車両運行サービスを提供して参ります」と語った。
充電の様子
対してEVモーターズ・ジャパンでは、「今後もニーズに応える製品・および技術の開発に努め、ゼロエミッション社会の実現へ貢献できるよう邁進して参ります」と話している。
大型EV路線バスの車両概要
車名: F8 series2-City Bus 10.5m
バッテリー容量:210kWh
航続距離:280km ( 定速 60km/h 、負荷重 500kg, エアコンオフ )
運行開始日2023 年 4 月 19 日
運行路線
京浜急行電鉄 京急本線 金沢文庫駅西口⇔レイディアントシティ横濱ル・グランブルーの区間路線(2.5km)※現在運行している計8台のうち 1台を当EVバスに切り替え運行