ENEOSホールディングス(以下、エネオスHD)とセンシンロボティクス、ツネイシCバリューズの3社は1月13日、サービスステーション(以下、SS)を起点に「ドローン機体のシェアリング」と「ドローンを活用した設備点検サービス」を提供する実証実験を実施すると発表した。
これに伴い、実証実験を行うSS(広島県福山市のDr.Driveセルフ福山大門SS)周辺の企業に向けたオンライン説明会を1月19日に、また一般客向けのイベントを、左記SSで1月17日~28日に開催する。
1.SSでのドローン機体のシェアリング
SSをドローンの管理・充電の拠点とし、スタッフが機体の貸し出し・返却を行う国内初のドローン機体のシェアリングサービスを提供する。
・ 実証実験を実施するSS:Dr.Driveセルフ福山大門SS(広島県福山市大門町1丁目23-10/ツネイシCバリューズ運営)
2.ドローンを活用した設備点検
実証実験を実施するSS近隣企業や一般客を対象に、ドローンを活用した設備点検サービス(実証内容:センシンロボティクスによる、ドローン空撮で取得したサーマル画像を活用した太陽光発電設備の異常検知に関する点検)を提供する。
3社は、両実証を通じて、これらニーズの調査と共に、オペレーションや事業性に関する課題を把握。今回の実証実験をドローンによる各種サービスを提供する拠点(ステーション)の構築の第一歩と位置付け、今度以降の本サービスの事業化を目指す(※)としている。
エネオスHDはまた、同社の全国SSネットワークを活用したドローンサービスによって、設備の点検や警備・監視、災害対策の自動・効率化を図り、老朽化するインフラメンテナンスのコスト増や少子高齢化による点検人員の不足といった全国的な社会的な課題の解決に貢献していきたいとしている。
※(YouTube)目指すべき将来のサービスの内容(動画):https://www.youtube.com/watch?v=Bgi6B-2HmsQ
[実証実験の概要]
<実施内容>
① 実証パートナー企業であるツネイシホールディングス(ツネイシCバリューズの親会社)へのドローン機体貸出。
② 実証パートナー企業である岡田石材が所有する太陽光発電設備を対象として、センシンロボティクスがドローン活用による点検サービスを実施。
<各社役割>
・エネオスHD:プロジェクト全体運営、周辺企業様向けイベントの運営。
・センシンロボティクス:ドローン機体およびドローン点検サービスの提供。
・ツネイシCバリューズ:ドローンの保管・管理・充電拠点の提供、SSの一般客向けイベントの運営。
※実証実験は、新型コロナ拡大防止の対策実施の上で行う。
[周辺企業向けオンライン説明会概要]
– 実施日:2022年1月19日(水)18時~19時
– 内容:
ドローン活用に興味のあるSSの周辺企業向けに、ドローンの活用事例、3社の取り組みと目指す将来像、センシンロボティクスの点検サービスを紹介。
– 申し込み先:https://drone-sharing.peatix.com/
– 問い合わせ先:
・ENEOSホールディングス株式会社 未来事業推進部事業推進3グループ(電話:03-6551-9086/メール:ebd3-drone@eneos.com)
[SSでの一般客向けイベント]
– 実施期間:2022年1月17日(月)~28日(金)
– ドローン設置SS:Dr.Driveセルフ福山大門SS
– 住所:広島県福山市大門町1丁目23−10
– 内容:
サービスルームでのドローン展示/取り組み紹介動画/ポスター掲示/ドローンに関するアンケート(回答者には先着でエネゴリくん除菌ハンディーウェットティッシュをプレゼント)。
■ENEOSホールディングス:https://www.hd.eneos.co.jp/
■センシンロボティクス:https://www.sensyn-robotics.com/
■ツネイシCバリューズ:https://www.tsuneishi-cv.jp/