ENEOSは、「ENEOSでんき」で顧客が使用する電気を、実質再生可能エネルギー100%とするオプションサービス「EV・PHEV・FCV向けCO₂フリー特約Ⅰ」の申込受付を3月5日より開始すると、同日発表した。
このサービスは、再生可能エネルギーに由来する電気の非化石価値の取引を可能にした証書を小売電気事業者が調達して顧客に提供することにより、顧客が使用する電気のすべてを、実質的に再生可能エネルギー100%の電力とみなすことができるオプションメニュー。2020年12月21日以降にEV・PHEV・FCVを新車新規登録または新車新規検査届出した顧客に限り、「ENEOSでんき」に付帯して利用できる。
このサービスにおいては、ENEOSの要請に基づき顧客が使用する電力負荷の調整に協力することを条件に、再生可能エネルギー由来の電気に係る追加料金なく、「ENEOSでんき」の利用プランと同じ料金で提供するもの。現在「ENEOSでんき」を契約している人も、新規で契約する人も付帯可能だという。
2020年12月21日以降にEV・PHEV・FCVを購入した人は、このサービスに申し込むことで、環境省が実施する「再エネ電力と電気自動車や燃料電池自動車等を活用したゼロカーボンライフ・ワークスタイル先行導入モデル事業」補助事業の一つである、EV・PHEV・FCV購入者向け補助金を申請することができる。ENEOSでは、対象の顧客に向けて、「ENEOSでんき」スペシャルサイトより、「EV・PHEV・FCV向けCO₂フリー特約Ⅰ」への申し込みを呼び掛けている。
グループ長期ビジョンにおいて、2040年時点でのカーボンニュートラルを掲げるENEOSでは、環境省「再エネ電力と電気自動車や燃料電池自動車等を活用したゼロカーボンライフ・ワークスタイル先行導入モデル事業」を通じて、再生可能エネルギーの普及と低炭素・循環型社会の実現を目指している。
■EV・PHEV・FCV向けCO₂フリー特約Ⅰの概要
– 受付開始日:2021年3月5日
– 受付対象:下記「契約条件」1,2,3を全て満たす個人・法人のお客さま
– 対象エリア:全国(沖縄県・離島を除く)
– 契約条件:1.「ENEOSでんき」の対象プランを契約していること/2.2020年12月21日以降にEV・PHEV・FCVを新車新規登録または新車新規検査届出していること/3.ENEOSからの依頼により、使用する電力負荷を調整することができること
– 電気料金:対象プランと同額
– 詳細:https://www.eneos.co.jp/denki-kyotsu/benefit/co2free1.html