広島に新規オープンする複合商業施設ゆめモール西条に導入
エネチェンジ( ENECHANGE )は10月17日、広島県東広島市の地域密着型複合商業施設「ゆめモール西条」に、6kW級普通充電器モデルを4基の設置を終えた事を公表した。利用開始は10月27日の同施設のグランドオープン以降からとなる。( 坂上 賢治 )
ゆめモール西条は、中国・四国・九州エリアにゆめタウンをはじめとした大型ショッピングセンターなどを展開するイズミが、広島県初として東広島市西条町に新たにオープンする地域密着型複合商業施設。
9万平方メートル以上の広大な敷地に、1,480台収容の駐車場を完備し、中国地方初出店を含む合計29の専門店やアミューズメント施設や公園を配している。
そんなイズミグループは、脱炭素社会実現に向けて、2050年迄にCO2排出量ゼロを目標に掲げており、施設内の一部店舗で使用する電力を再生可能エネルギーで賄うなど、具体的な取り組みを行って来た。
ゆめモール西条に設置されたエネチェンジEVチャージのイメージ
排気ガスを出さないEVの利用を後押しする目的で、施設駐車場におけるEV充電設備の整備が不可欠との考えから、目的地到着のために利用した電気の一部を継ぎ足して充電できる目的地充電に注目しているエネチェンジEVチャージの6kW普通充電器の「モデル1」を4基採用した。
ゆめモール西条は、地域の人々が通い、憩いの場となる地域密着型省庁施設を目指しており、地域の生活拠点として充実した楽しい時間を過ごして貰うべく滞在中のEV充電スポットとしての利用を期待している。
なお、一般社団法人次世代自動車振興センター発表の「都道府県別補助金交付状況」による全国に於ける広島県の人口1万人あたりのEV・PHV普及台数は15.8台で全国42位( 2009~2020年度のEV・PHVの補助金交付台数と、2020年10月の人口推計よりエネチェンジで試算 )。
エネチェンジEVチャージ公式アプリ
これを受けて設備設置を行ったエネチェンジは、「今後も地域創生やSDGsの目標達成に取り組む企業と連携し、EV充電インフラの普及に貢献して参ります」と話している。
ゆめモール西条に於ける設置場所は以下の通り
設置場所:ゆめモール西条
所在地:広島県東広島市西条町助実1189番ほか
EV充電器設置数:4基
併せて利用概要は以下の通り
利用時間:6:30~23:00
設置モデル:モデル1
・出力最大6.okW ※一般的な普通充電器( 3.2kW )の倍速で充電可能
・コネクタ:Type1規格ですべてのEV、PHVで利用可能
※テスラは変換アダプターが必要。
・定格電圧:AC200V
・充電ケーブル長さ:約5メートル
・同機は、専用アプリでEV充電器のQRコードを読み取りクレジットカード情報などの利用者情報を登録するだけでビジター利用ができる。
エネチェンジEVチャージウェブサイト:https://ev-charge.enechange.jp/
エネチェンジEVチャージ導入事例:https://ev-charge.enechange.jp/case/