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2024年3月6日【エネルギー】

エネチェンジ、アプリに充電器「空き待ち情報」機能を実装

坂上 賢治

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ENECHANGE(エネチェンジ)は3月6日、EV充電エネチェンジアプリの既存機能をアップデートした「空車通知」で、これから充電器を利用したい人に対して「登録したスポットでの充電利用終了(利用可能)のお知らせ」を。また充電利用終了した人には「充電器を利用したい人の数」を表示できるようになった。

 

エネチェンジは、これにより「利用したいEV充電器が空くのを待つストレス」の軽減など、充電器の円滑な利用につながることを期待しているという。

 

この「空車通知」に関してエネチェンジでは、これまでもEV充電エネチェンジの充電器の満空情報がアプリのマップ上でリアルタイムに確認できたり、あらかじめ登録した充電スポットで充電器が空いた場合にお知らせ通知を送信したりと、充電器利用の機会損失を減らすための仕組みを提供してはきた。

 

しかし、今回リリースした「空車通知」機能は、これまでの「これから利用したい」ユーザーに充電器が空いたことをお知らせすることに加え、充電が完了したユーザーに対し、充電完了画面で「充電スポットが空くのを待っているユーザー」がいることを知らしていくことになる。

 

この機能により、はっきり次の利用者の存在が分かるため、充電完了後の速やかな車両の移動が促されるものと考えているようだ。なおこの「空車通知」機能は、商業施設や宿泊施設などの目的地充電とマンションなどの基礎充電として設置された「EV充電エネチェンジ」の普通充電器が対象となる。

 

従って充電完了後に車両を速やかに移動するかの判断は、あくまでもユーザーに委ねられており強制されるものではない。しかしエネチェンジでは、待っている方が居る場合、充電器の円滑な利用のために協力し欲しいと案内している。

 

 

空車通知の使用方法は以下の通り

 

これから充電器を利用したい場合:充電スポットカードの星マークをタップ。充電スポットがお気に入りリストに追加される。すると、お気に入りリストからスポット毎のベルをタップすると通知がオンになる。
充電が終了し、充電器に空きができるとプッシュ通知で知らせるようになる。

 

一方でアプリ認証で充電器を利用したユーザーの場合:アプリの「充電終了」ボタンをタップすると画面上に「空き待ちのユーザー」の人数が表示される。「空き待ちのユーザー」とは、充電スポットをお気に入り登録し、空車通知をオンに設定しているユーザーを指す。

 

 

その他、メニューバーを設置!EV情報が充実のメディア閲覧機能も追加。(1) スポット検索機能や、(2)「お気に入り」に登録した充電スポットがリスト表示される機能。(3)EVライフに役立つ「EVsmartブログ」、YouTubeチャンネル「EVsmart」、(5)経路検索や充電履歴、各種充電データを悦楽できるマイページ等への遷移も容易にした。

 

EV充電エネチェンジアプリ
ページ:https://ev-charge-enechange.jp/for_drivers/app-info/
AppStore:https://apps.apple.com/jp/app/id911721775
Google Play:https://play.google.com/store/apps/details?id=net.evsmar

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

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1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

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1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

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株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

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1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。