さらにエリクソンのビジネスエリアテクノロジー&新事業部門を担う上級副社長のアサ タムソンズ(Åsa Tamsons)氏は、「今日、輸送業界では大きなパラダイムシフトの波が押し寄せています。
そうしたなか、極めて高速かつ安定的なデータ転送と超低遅延を備えている5Gは、企業経営を次世代レベルに引き上げるための強力な牽引力を持っています。
加えてアインライドの全く新しい輸送ソリューションの形は、5Gが事業効率をどのように向上させ、併せて安全性も向上させ、引いてはそれがどのような持続可能な未来を創り出すかを指し示す好例となるでしょう。
先の通りで5Gの大容伝送量や低遅延特性は、未来の輸送業界の基盤となるものです。5Gを搭載したエインライドのT-Podが創り出す自律輸送システムは、今日の輸送業界に於いて60%以上をコスト競争力のある持続可能な代替ソリューションに置き換えてしまう可能性があります。
また5Gは、通信事業者が産業のデジタル化から生じる新しい収益源を生み出す機会をも提供します。当社では、デジタル事業者に関わる報告書で5Gの可能性について、2026年までに6190億米ドルの収益機会を提供できると想定しています」と結んでいる。( MOTOR CARSから転載 )