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2020年11月9日【SDGs】

エフィシエント、ダイナミックプライシング実証を開始

NEXT MOBILITY編集部

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エフィシエント(本社:東京都港区、代表取締役:坂越 健一)は11月9日、「需要家側エネルギーリソースを活用したバーチャルパワープラント構築実証事業費補助金 (ダイナミックプライシングによる電動車の充電シフト実証事業)」に採択され、12月1日から実証を開始することを発表した。同補助金は、経済産業省が一般社団法人環境共創イニシアチブ(SII)を通じて公募するもの。

 

 

ダイナミックプライシングは、商品やサービスの価格を需要と供給に合わせて変動させる価格戦略。ダイナミックプライシング実証事業(以下、同事業)では、令和2年度から令和4年度までの3年間の事業を通じて、ダイナミックプライシング型電気料金(以下、時間帯別料金)を用いた充電時間のピークシフトを行い、「電動車を活用した効率的な電力システムの構築」を目指す。

 

 

普及拡大が見込まれる電動車の蓄電池は、容量が大きく家庭用蓄電池と比べて容量当たりの価格が安い。これをエネルギーリソースとして需給バランス調整に活用することで、効率的な電力システムの構築に繋げられることが期待されている。

 

 

同事業では、日本卸電力取引所(JPEX)の取引価格に連動した時間別料金を設定することで、電動車の充電タイミングを電気料金が高い時間帯から安い時間帯に誘導。結果として、再生可能エネルギーの拡大、調整力の確保、系統増強の回避等に繋げていく。

 

 

エフィシエントは、今年度より本事業に参画し、今後3年間の実証事業参加を予定している。今年度は、エフィシエントを幹事社とし、elDesign(本社:東京都港区、代表取締役:坂越 健一)、日本エコライフ(本社:福岡県福岡市、代表執行役社長:山森 卓夫)の3社でコンソーシアムを構成し実証事業を行う。令和2年度は、JPEXの取引価格及び、当社独自の市場価格の予想モデルに基づいた充電シフト制御を行う予定だ。

 

 

また、同事業は実証事業終了後の事業化を見据え、小売電気事業者としての収益性、ユーザへの訴求性・感受性・経済性等が最適なバランスとなる時間帯別料金の開発を目指していく計画になっている。

 

 

■イメージ図

 

 

 

■エフィシエント:https://eft-jp.com
■elDesign:https://eldesign.jp/
■日本エコライフ:https://www.j-ecolife.co.jp/

 

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。