ラグジュアリーメンズウェアハウスの英ダンヒルは本年度のメインスポンサーとしてクラシックカーラリーイベントの「RALLY NIPPON 2024」に協賛している。
一般財団法人ラリーニッポンの主催により開かれるRALLY NIPPON 2024は、国内外からクラシックカー約60台が参加し10月15日(火)から18日(金)まで開催される。同イベントは、かつて欧州を中心に自動車愛好家達によっておこなわれたタイムトライアル方式のクラシックカーレース。
運営を担う一般財団法人のラリーニッポンは、2008年に東儀秀樹氏(評議員)、小林雄介氏(代表理事)らで発足。そんなRALLY NIPPON 2024はレースと銘打つも、実際には競技形式の側面を残しつつ、風光明媚で地域文化が溢れる地域を舞台に小旅行をマネジメントするもので、RALLY NIPPON 2024も日本国内の世界遺産や文化遺産を4日間かけて巡るもの。
毎年コースを変え、日本の歴史・文化を再発見・再認識して日本の素晴らしさを国内外に向けて発信する趣旨であるため、日本国内では唯一のラシックカーラリーとして観光庁の支援を受けている。また参加費の一部は、ルート上の世界遺産や文化遺産の保守保全・神社仏閣への奉納、災害復興支援などにも活用される。
開催14回目を迎える今年は、軽井沢をスタートし、奈良井宿や奥飛騨、五箇山相倉合掌造り集落、金沢城などの名所を巡りながら、4日間で1,1214kmを走り、京都でゴールする。
ダンヒルは、創始者アルフレッド・ダンヒルが考案したブランド創設の軸であるモートリティーズ」にちなみ、同イベントを協賛してきた。この「モートリティーズ」は、Motoring(自動車)とAuthorities(権威)を組み合わせた造語。
創業から間もない時期にドライバーからの支持を得て成長し、自動車の普及に併せて車での旅行者に向けた服やゴーグル、革小物の販売を開始していたため、協賛に繫がった。
同イベントについてRALLY NIPPONでは、「日本は歴史的に大いなる意味を持った建物や自然が多く存在します。長い時間を経て、この国の美しさをかたちづくるこれらの建物や自然は世界遺産として登録され、今や世界中に知られています。
日本の世界遺産や文化遺産を地球の守るべきもの“宝もの”とし、人間が生み出した文明の最高傑作であり、芸術作品でもあるクラッシックカーが、ひととひと、地域と地域、こころとこころをつないでいきます。
ラリーニッポンは、クラッシックカーをアイキャッチャーに、日本の歴史・文化を再発見・再認識し、日本の誇りと自信を取り戻し、この日本の美しさを世界に発信することを目的としております」と話している。