ジェーシービー(本社:東京都港区、代表取締役会長兼執行役員社長:浜川 一郎、以下:JCB)とナウキャスト(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:辻中 仁士、以下:ナウキャスト)は12月2日、国内消費指数「JCB消費NOW」の11月前半(11月1日~11月15日)の速報値を更新したことを発表した。「JCB消費NOW」は、プライバシーを保護した形で加工したJCBカードの取引データを活用し、現金も含むすべての消費動向を捉える。
■11月前半 参考系列(注)ハイライト (調査:ナウキャスト)
●総合指数
消費全体を示す「全総合」は、前年同期比で-5.1%となり、10月後半から再び減速傾向が見られる。業種別で見ると、「小売総合」は前年同期比で+0.8%、「サービス総合」は-9.8%となり、ともに10月後半から減少した。
※「小売総合」の9月前半から10月前半の数値は、2019年10月の消費増税に伴う駆け込み需要およびその反動としての買い控えの影響を受けていることにご留意ください。
※新規感染者数は、各期間中の日次合計値(全国)
参照元:厚生労働省・オープンデータ「陽性者数」 https://www.mhlw.go.jp/stf/covid-19/open-data.html
●「サービス」指数
「宿泊」「外食」「娯楽」ともに足踏みが続いている。一方で「旅行」は、引き続き前年比プラス圏内となっており、東京追加以降のGoToトラベルキャンペーンの効果が残存していると考えられる。
●「娯楽」指数
10月前半から後半にかけて大きく増加した「映画館」は、前年比増加幅は10月後半から縮小したものの、前年比では引き続き高い伸び率を示している。「遊園地」は、10月前半から減少傾向にある。
※「映画館」の5月前半の数値はサンプル数不足のため欠損。
■「JCB消費NOW」