NTTドコモ・ベンチャーズは、運用するファンドを通じて、超大規模データの高速分析プラットフォームを展開する英国のベンチャー企業「ジオスポック社(GeoSpock)」に出資した。
IoT等の普及により、世界中で生成されるデータは爆発的に増加しつつある。これらビッグデータは、企業活動等での活用が期待されてはいるが、分析速度やコストがネックになり、その大半は活用されずにいる。
ジオスポック社は、独自開発のアルゴリズムにより、一兆レコード以上の超大規模データを秒単位で高速分析可能なプラットフォーム「ジオスポックDB(GeoSpock DB)」を提供。ジオスポックDBは、世界各国のスマートシティやIoTプラットフォーム等の市場で活用されている。
NTTドコモ・ベンチャーズは、ジオスポック社のソリューションについて、今後の適用市場の成長と販売パートナーとの連携に伴う事業拡大により、より一層の成長が期待できると判断。また、NTTグループ各企業の事業との親和性も高く、新たな価値創造に貢献すると期待して、今回の出資に至ったとしている。
[ジオスポック社の概要]
– 会社名:GeoSpock Ltd.
– 所在地:St Andrew’s Road, Cambridge CB4 1DL UK
– 代表者:Richard Baker
– 事業内容:超大規模データ高速分析プラットフォームの提供
■GeoSpock:https://geospock.com/jp/