ドコモ・バイクシェアは4月20日、新たなシェアリングプラットフォーム用アタッチメントを、2021年4月26日より導入すると発表した。
新たなアタッチメントの導入により、これまでのテンキーでのコード入力による開錠からQRコード読み込みでの開錠に変更となる。(ICカードについては、これまで同様に利用可能。)また、音声ガイダンスやLEDライトでの利用案内など、利用者がより分かりやすく利用できるようインターフェースを大幅に刷新している。
さらに新型アタッチメントはドコモ・バイクシェアがサービス提供するシェアサイクルへの搭載のほか、非電動アシスト自転車や、マイクロモビリティ、電動車いすなど様々なモビリティへの搭載が可能。アタッチメントを通してシェアリングプラットフォームに接続し、モビリティをシェアすることができる。
また、シェアリングプラットフォームを通じ、様々なMaaSプラットフォームと接続することにより、他の交通機関等との連携も可能となる。
今後は、ドコモ・バイクシェアがサービスを展開する「大阪バイクシェア」にて4月26日よりシェアサイクル用アタッチメントとして一部導入し、順次全国へ拡大予定。また、シェアサイクル以外のモビリティへの搭載も予定している。
【新型アタッチメントの特徴】
1.従来のアタッチメントのテンキーに代わり、QRコードでの開錠に対応したことで、アプリからワンステップで利用が可能になった。(ICカードについては、これまで同様に利用可能。)
2.音声とLEDでのガイダンスを実装し、より直感的に利用できる。
3.日英2か国語の表記と音声ガイダンスに対応、外国の方にも分かりやすく利用可能。
4.外付け電源により非電動のモビリティへも搭載可能となった。
5.従来のアタッチメントから約50%の消費電力削減を実現。
6.アタッチメントの機能を様々なモビリティへ搭載することも想定した設計。