DMM.com(本社:東京都港区、会長兼CEO:亀山敬司)は10月16日、提供するEV充電サービス「DMM EV CHARGE」に於いてガソリンスタンドと道の駅を対象に、急速充電器を無料で導入できる新プラン「急速充電0円プラン」の追加・提供を開始した。
なおこの新プランで設置される急速充電器は従量課金での支払いに対応、設置する急速充電器の数も上限は設けておらず、エリアも全国が対象としている。
DMM EV CHARGEに関してはこれまで、事業者向けに初期費用(機器・工事費)とサービス利用料が無料の「0円プラン」と、各施設で充電器を設置するコストを負担する代わりに販売価格の一部を還元する「売電シェアプラン」の2つを普通充電器にて提供していた。
今回追加した「急速充電0円プラン」は、設置場所に応じた多様なニーズに応えることを目的に、普通充電器の0円プランに加え、対象施設をガソリンスタンドと道の駅に限定したもの。
急速充電器は短時間で充電が完了するため、滞在時間が比較的短いガソリンスタンドや道の駅と相性が良く、対象事業であれば新たな追加プランを利用することで、急速充電器を最小限の負担で導入できるようになる。
DMM.comでは、「現在のEV充電施設では充電時間単位での課金方式が一般的ですが、DMM EV CHARGEの急速充電器は、充電のために消費した電力量に応じて課金する従量課金方式に対応いたします。
これにより、充電時間単位での課金の場合に生じうる、充電に時間のかかる出力の低い充電器のほうが料金が高くなるといったことがなくなり、利用者側は実際に使用した電力量に基づいて料金を支払うことができます。
そのため、施設側は従量課金方式の急速充電器を導入することにより、充電ニーズを持つ利用者の来店機会の増加が期待できます。
急速充電器は、顧客の新たな来店動機となることで来店頻度や継続利用が増えたり、充電を目的として来店した潜在顧客層へのリーチ、地域のインフラとしての役割の発揮など、様々なビジネス機会に繫がるため、今後も当社ではEV充電サービスを通じた地域のビジネス支援も積極的に行ってまいります」と話している。
事業者・EVユーザー双方のメリットは以下の通り
<事業者のメリット>
・0円プランを用意。費用を抑えてEV充電器を導入したい事業者にも対応。
・EV充電器の導入に伴う現地調査、工事、補助金申請など、面倒な手続きをすべて代行。
・24時間365日のサポート体制を完備。緊急時の駆け付け対応、充電器の修理をサポート。
<EVユーザーのメリット>
・50kW〜180kW出力のEV充電器を提供。設置場所の利用ニーズ・利用状況に応じて、最適な充電器を選択可能。
・簡単なアプリ登録とクレジットカードの登録だけですぐに充電と決済が可能。
・アプリ決済はDMMアカウントとの連携を予定。DMM.comの会員4,101万人が即時にサービス利用可能に。