タクシー配車アプリの「DiDi」を展開するDiDiモビリティジャパン (以下、DiDi社)は10月30日、モバイルクリエイト の無線用タブレット用「DiDi」ドライバーアプリの提供を、11月より順次開始すると発表した。
現在、タクシー業界では、タクシーで複数アプリが利用できるようにすることで、より多くの乗客の獲得に繋がると期待される向きもあるが、その一方で、乗務員が複数のタブレットをそれぞれ操作することに業務効率上の課題があったと云う。
そこで今回、DiDi社では、この問題を解消するため、モバイルクリエイトが提供する無線用タブレット上で「DiDi」ドライバーアプリの利用を可能に。従来2つのタブレットを操作する必要があった乗務員が1つのタブレットで無線配車と「DiDi」の両注文の受付けを可能とした。
なお、このアプリには、無線用アプリの使用中に「DiDi」の注文が入ると、自動で「DiDi」ドライバーアプリに切り替わる機能や、無線用アプリ上にショートカットボタンを設置して、無線用アプリを使用中に「DiDi」ドライバーアプリの受け付け開始/停止を操作できる機能が実装されていると云う。
DiDiドライバーアプリへの切り替えイメージ。
[導入を開始するタクシー会社]
・新東宝タクシー株式会社(大阪):11月1日~
・株式会社ケーエス 北の星観光バス(北海道):11月6日~