DHLジャパンは9月29日、日本での宅配便「DHLエクスプレス」のサービス料金を、来年1月1日から平均で4.9%の値上げすると発表した。また、その他サービスやサーチャージの料金改定も予定しているとのこと。
DHLでは、インフレや為替変動、規制やセキュリティ対策に関連する管理コストを考慮して、料金設定を毎年見直している。規制やセキュリティ対策は、DHL Expressがサービスを提供している220以上の国・地域の国内および国際機関によって定期的にアップデートされるが、改定幅は、各地域の状況により、また国ごとに異なると云う。
DHLジャパンの代表取締役社長トニー・カーン氏は、この発表に際して、以下のようにコメントしている。
「これまでのところ、世界のマクロ経済の状況は、不確実性は残るものの、安定し始めています。激動の時代を乗り越えて、私たちは世界中のすべてのお客様に安定した信頼性の高いサービスをお届けしています。毎年の価格改定で、より良いソリューションへの投資を継続し、ネットワーク全体の柔軟性を高め、レジリエントで持続可能なソリューション提供を実現すべく環境への責任を果たすことができます」。