DHLジャパンは9月17日、国際運送サービスの「DHLエクスプレス」の料金を、来年1月1日から平均で4.9%値上げすると発表した。
料金の見直しは、物価上昇や為替の変動、またDHLエクスプレスがサービス提供している220を超える国と地域で要求されるセキュリティや規制に関連するコストなども加味された上で、毎年、各地域の状況により、国ごとに異なる調整幅で適用される。
DHLジャパンでは、来年の調整分を、危機に対する耐性強化や需要増加に応じて必要な輸送キャパシティが提供可能なインフラ・ネットワーク等にも投資していくと云う。
この日本に於ける来年の料金改定について、DHLジャパン代表取締役社長のトニー=カーン氏は、以下のように話している。
「私たちは、お客様にサービスエクセレンスをお届けするために絶えず努力をしており、危機にも対応できるようサービスの拡充のために定期的に投資を行っております。
この年に一度の価格改定により、持続可能で強靭な業界最高クラスのサービスを確かなものにするための、インフラやテクノロジーへの投資が可能になります。最新鋭の航空機や車両の導入だけでなく、スピーディーな国際貨物輸送を求めるお客様のご要求にお答えするための、ハブ空港やゲートウェイの能力向上への投資も含みます」。