東日本高速道路(NEXCO東日本)関東支社は、令和元年台風19号の影響で、E18上信越自動車道の碓氷軽井沢インターチェンジ(IC)~佐久IC間(※)で、盛土変状が継続しているため、緊急対策工事に通行止めを実施。この通行止めに伴い、迂回路の通行を案内している。
※碓氷軽井沢ICと国道18号を結ぶアクセス道路が16日13時から通行できるようになったため、通行止め区間を松井田妙義IC~佐久IC間から碓氷軽井沢IC~佐久IC間に変更。
通行止めは、緊急対策工事完了まで実施され、解除までには、少なくとも一週間程度を要する見込み。また、通行止め解除後も、当面の上下各1車線の対面通行が予定されている。
[災害の概要]
上信越自動車道の長野県佐久市香坂地区の盛土に変状が確認され、地下水位が上昇し、変状が進行していることから、緊急対策工事を行う。
<位置図及び迂回路>
通行止め中は、国道18号を迂回路として利用。また、国道254号と下仁田ICを利用した迂回も可能。なお、工事に支障をきたすことから、緊急車両などについても迂回路を利用するよう、協力を呼び掛けている。
また、下り線の碓氷軽井沢IC、松井田妙義IC、下仁田ICの各出口は混雑が予想されることから、時間に余裕を持ち、最新の道路交通情報等を確認の上、利用。必要に応じて運行や旅行の計画変更など、利用者への協力を呼び掛けている。
<通行止め解除の見通し>
通行止め解除までには、少なくとも一週間程度を要する見込み。また、通行止め解除後も当面の対面通行(上下各1車線)を予定している。
<通行止めに伴う乗継調整について>
通行止めにより高速道路を一旦流出し、通行止め区間を迂回して、再流入して順方向に乗り継いだ場合に、利用区間に応じて通行料金を調整する「乗継調整」が実施される。
○上信越道(碓氷軽井沢IC~佐久IC間)の通行止め
【乗継調整の利用方法】
■ETC利用の場合
・ETCを利用客は、流出指定IC、再流入指定ICともに無線走行を行うこと(ETC車には、乗継証明書は発行されない)。
・乗り継ぎした走行が一つの走行とみなされ、ETC時間帯割引が適用される。
なお、通行料金は請求時の調整となるため、料金所での料金表示器と異なる場合がある。
■現金等を利用の場合
・現金等支払いの利用客は、流出指定ICで「乗継証明書」を受け取り、再流入指定ICで「通行券」を取得、最初に料金を支払う料金所で「乗継証明書」と「通行券」を渡すこと。