デンソーは、オープンイノベーションを強化し、自動運転分野の研究開発を加速させるべく、先端R&Dを行う新たな拠点として、米国に「ピッツバーグ・イノベーション・ラボ」を7月に開設した。
ピッツバーグ・イノベーション・ラボでは、IT産業の中心地として成長しているピッツバーグにおいて、現地の大学や企業と連携し、自動運転レベル4の実現に向けた研究開発や、AIなどの先端要素技術の開発を進める。
デンソーはこれまでも、米国、イスラエル、カナダ、フィンランドの4か国に5つのイノベーションラボを設置し、大学、研究機関、スタートアップ企業とのオープンイノベーション活動を推進してきたが、今後も、世界のイノベーション震源地にR&D機能を配置することで、地域特性を生かした研究開発を加速させ、次世代のモビリティ社会の実現に貢献するとしている。
<デンソーの先端R&D活動マップ>
[新設したR&D拠点の概要]
– 名称:ピッツバーグ・イノベーション・ラボ (Pittsburgh Innovation Lab.)
– 設立:2020年7月
– 所在地:2515 Liberty Ave., Pittsburgh, Pennsylvania, 15222