パーキングシステムや駐車場運営受諾事業などを行うアマノは、アイシン精機と協力し、名古屋市内の一般駐車場で、車両が自動走行して空きスペースに自動駐車する「自動バレー駐車」の実証実験を行う。
実証は5月頃からを目処に自動運転車を利用し、名古屋市内の一般駐車場で実験する予定。アマノではこれまで、ナンバープレート認識をはじめとする画像処理技術を活用した、駐車場管制システムの研究・開発を進めてきた。
その中で、AI(人工知能)を用いた画像解析技術を応用し、場内を走行する車両や歩行者の検知、測位を行う「カメラシステム」を開発。自動バレー駐車では、このカメラシステムを用い、自動運転車両に駐車場内の状況データを提供、俯瞰的視線により自動走行の安全性を補助すると云う。
アマノは、2017年4月に自動バレー駐車に関しての技術検討を開始。昨年1月には名古屋市金城ふ頭駐車場で、路車間連携による自動バレー駐車の技術検証を実施している。
そして今回、これらの技術をさらに高め、実用化に繋げるため、車両制御技術を手掛けるアイシンと、名古屋市内の一般駐車場で、カーシェアにおける自動バレー駐車活用を想定した一般ユーザーによる受容性評価を含めた実証実験を実施する。
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