埼玉高速鉄道(SR)と美園タウンマネジメント、群馬大学、イオンリテール、国際興業、日本信号、長谷川工業、ジョルダンは10月28日、昨年度に引き続いて浦和美園駅周辺の公道において自動運転バス実証実験を実施すると発表した。
実証実験では群馬大学の自動運転技術を用いるとともに、日本信号のインフラと車両との
連携技術の確認や、国際興業バス乗務員のバスドライバー目線による自動運転技術の検証、モバイルチケットを活用した地域型MaaSの基盤となる移動データの見える化、顔認証、次世代モビリティの取組なども実施する。
浦和美園エリアは、医療・福祉施設の開設予定があることや埼玉スタジアム2002やイオンモール浦和美園などの拠点施設が点在し、さらにスマートホーム・コミュニティやマルチモビリティシェアリングの導入など先進的な取り組みを積極的に行っている地域。今回の自動運転実証実験によって、各拠点施設間のアクセスの改善やラストワンマイル・地域交通のさらなる発展が促進するものと期待されている。
■実証実験の概要
【時期】2020年11月9日(月)~11月13日(金)5日間 10時~17時
※雨天により中止となる場合あり
※11月10日(火)午前はマスコミ関係者向けスケジュールにて運行
【実証ルート】浦和美園駅 → イオンモール浦和美園 → 埼玉スタジアム2002 → 医療・福祉施設開設予定地前 → 浦和美園駅(約40分)
【運行本数】9便/日(予定)
※ 10:00、10:40、11:20、13:00、13:40、14:20、15:00、15:40、16:20
【実施レベル】自動車用運転自動化システムのレベル分類及び定義によるレベル4の機能を有する車両において、レベル2での実施