JR東日本スタートアップは6月9日、東日本旅客鉄道 盛岡支社と、JR東日本スタートアップ、電脳交通、奥津軽観光が連携し、8月の一部週末とお盆期間中、新幹線の予約状況等のデータに基づき配車する乗合タクシー運行の実証実験を実施すると発表した。
今回の実証実験は、津軽線臨時旅客列車の運転できない日の代替交通として、奥津軽いまべつ駅から龍飛崎方面へ乗合タクシーを運行するもの。乗合タクシー運行は、奥津軽いまべつ駅降車の「はやぶさ1号」における新幹線の予約状況等のデータを活用し、株式会社電脳交通が乗合タクシーの利用人数を予測することで最適な配車を行う。
なお、新幹線の予約状況等のデータを活用する実証実験は、2021年3月に実施した山形新幹線の米沢駅の事例に次いで2例目となる。
■実証実験の詳細
(1)実施期間
2021年8月1日(日)、7日(土)~15日(日)
※国土交通省東北運輸局に道路運送法第21条許可申請中
(2)実施区間
往路:北海道新幹線奥津軽いまべつ駅停留所(津軽線津軽二股駅)~津軽線三厩駅~龍飛崎停留所間
復路:龍飛崎停留所~北海道新幹線奥津軽いまべつ駅停留所(津軽線津軽二股駅)間
(3)利用金額
1回一人あたり500円