ロイヤリティ マーケティングとスマートドライブは2月19日、2021年2月より、ヤマヒロのサービスステーションやコンビニにおいて、移動データを活用した広告による集客効果などを検証する実証実験を行うと発表した。
この実証実験は、両社が2020年5月から実施してきたポイントサービスとユーザーの移動データを活用した実証実験を、次の段階・フェーズ2に進めるもの。
5名のPonta会員からスタートしたフェーズ1の実証実験では、「一人の消費者を深く知る」をテーマに、モニターの移動データ取得やインタビューを行ってきた。そこで一定程度、消費行動における背景や移動の特性を捉えられたことから、今回の実証実験であるフェーズ2をスタートする。
– フェーズ1について:https://www.loyalty.co.jp/news/2020042701
今回の実証実験は、ヤマヒロが東京・埼玉で展開する30を超えるシェルのサービスステーションや、コンビニにて実施。Ponta会員のうち、実証実験でのデータ利活用について同意した人200名を参加対象モニターとし、スマートドライブの提供する専用デバイスとアプリを配布する。自動車に設置されたデバイスを通じて収集した移動データをもとにクーポン・広告をスマートフォンに配信し、店頭への集客効果や行動変容をスマートドライブの「Mobility Data Platform」などで分析。今後、データの利活用を通じて、約9,900万人のPonta会員の興味や関心に寄り添うサービス開発など、新たな事業・サービスの創出を目指す。
■ヤマヒロ株式会社
東京・埼玉でサービスステーション・レンタカー・中古車販売・ディーラー・整備工場など幅広いカーライフ事業を展開し、コンビニ運営なども手掛けている。
https://yamahiro.info/
■株式会社ロイヤリティ マーケティング
共通ポイントサービス「Ponta(ポンタ)」を運営する。
https://www.loyalty.co.jp/
■株式会社スマートドライブ
モビリティデータを活用したサービスを提供する。
https://smartdrive.co.jp/
※「SmartDrive Fleet」、「SmartDrive Cars」、「SmartDrive Families」、「Mobility Data Platform」は、株式会社スマートドライブの商標または登録商標。