愛知県は8月11日、名古屋市鶴舞周辺において、自動運転の社会実装を見据えた実証実験を実施すると発表した。
愛知県は、全国に先駆けて2016年度から自動運転の実証実験を積み重ね、自動運転によるビジネスモデルの構築を進めている。
今年度は、これまでの取組を更に推し進め、交通事業者等が実運行において再現可能かつ持続可能なビジネスモデルの構築を目指し、実証実験に取り組んでいる。
今回、その実証実験の一環として、名古屋市鶴舞周辺において、「都心における自動運転を利用した移動」をテーマに、幹線道路を含むルートで、交通事業者が自動運転車両を運行する。
■実証実験の特徴
・都心の幹線道路を含む走行ルートで運行
・都心の幹線道路を含む走行ルートで運行
・ハンドル・アクセルの無い自動運転専用の電気自動車での運行
・交通事業者による運行
■実証実験の概要
(1)実施日程
2021年8月18日(水曜日)から10月29日(金曜日)まで
(2)走行ルート
・鶴舞駅ルート(昼間運行)
・名工大ルート(昼間運行、夜間運行)
(3)事業実施体制
WILLER株式会社を幹事会社とする企業グループで事業実施
WILLER株式会社:サービスの企画・開発、システム・車両提供
名鉄バス株式会社:サービスの企画・開発、運行計画の策定・運行
WILLER EXPRESS株式会社:運行計画の策定・運行のサポート
ST Engineering:自動運転システムの技術面でのサポート
BOLDLY株式会社:3Dマップの作成、車両設定、操作者のトレーニング
名古屋工業大学:ニューノーマルにおける移動を通したコミュニティ形成に関する共同研究
イオンタウン株式会社:将来的なサービスモデルの検討