DEFENDERは11月25日、2025年から世界で最も過酷なラリーレイドイベントとして知られるダカール・ラリーのオフィシャル車両パートナーとなり、翌2026年からはDEFENDER自身がワークスチームとして参戦することを発表した。
オフィシャル車両パートナーは、2025年のダカール・ラリー(1月3日~17日)を皮切りに2028年まで続き、大会期間中に関係者やVIPメディアの移動をサポートするDEFENDERを提供する。
また、ダカール・ラリー全体に於いてDEFENDERのブランディングを展開する他、ダカールの運営を支えるために将来的なルートをテストする6台の特別なDEFENDERをレッキ車両として提供する。
こうしたDEFENDERのサポート車両の提供は、ダカール・ラリー2025(今回で第47回目であり、サウジアラビアでは6回目の開催)から、参加者に同行し、ビシャからシュバイタまでのコースを走行する。この壮大なルートには、レースの終着点となるエンプティ・クォーターを通リ抜けるという3日間の過酷なアドベンチャーが含まれている。
更にDEFENDERは、2025年からのオフィシャル車両パートナーとしての役割に加えて、2026年からはワークスチームとしてダカール・ラリーに参戦する。DEFENDERのラリー参戦プログラムの詳細は、ダカール・ラリー2025の期間中に発表される予定となっている。
これらの発表についてDEFENDER担当マネージング・ディレクターのマーク・キャメロン氏は、「アドベンチャーの精神は、DEFENDERブランドのDNAそのものであると言えます。競技者が不可能を可能にするために挑戦する、究極のモータースポーツ・アドベンチャーである、ダカール・ラリーとパートナーシップを結ぶことができ、私たちはとても興奮しています。
今回のパートナーシップは2025年から始まり、DEFENDERがイベントのオフィシャル車両としてその走破能力と耐久性を披露することになりますが、私たちはすでに将来を見据えており、2026年にはDEFENDERはワークスチームとして参戦することを決定しています。
DEFENDERのダカール・ワークス・プログラムは、JLRモータースポーツ担当マネージング・ディレクターであるジェームズ・バークレーが指揮を執る予定で、ジェームズと彼のチームがこれから待ち受ける挑戦に感情を高ぶらせています」と語った。
更にJLRモータースポーツ担当マネージング・ディレクターのジェームズ・バークレー氏は、「モータースポーツを愛する者であれば、誰もがダカールに情熱を抱くことでしょう。ダカール・ラリーはモータースポーツ界における最高峰エベレストであり、車両とエンジニアリングの能力を試す究極のテストの場であると同時に、最も過酷な状況下で人間の決断力によって成功が左右されるイベントでもあります。
世界最高の走破能力を象徴する4×4 と、世界で最も有名なラリーレイドの組み合わせは、まさにぴったりと言えるでしょう。ダカール・ラリーへのワークス参戦は私たちにとって初のことであり、まさに旅は始まったばかりです。
2026年までに学ばなければならないこと、達成しなければならないことがたくさんありますが、すでに順調に進んでおり、これからのアドベンチャーが楽しみです。ダカール・ラリーのエキサイティングなプログラムの詳細は、2025年のダカール・ラリーでお伝えする予定です」と今後の展開についての話している。
対してダカール・ラリーのディレクターを務めるダビド・カステラ氏は、「DEFENDERをダカールの新しいオフィシャル車両パートナーとして迎えることができ、大変嬉しく思っています。
DEFENDERは、グローバルに展開しているアイコニックなブランドであり、アドベンチャー、パフォーマンス、革新に対する私たちの情熱と合致しています。また、DEFENDERが年間を通して私たちに同行し、ルートのレッキ車両を提供し、運営面でもサポートしてくれることも非常に喜ばしく思っております。
DEFENDERの信頼性と堅牢性が、私たちの日々の効率性向上につながることを期待しています。さらに2026年からは、DEFENDERがオフィシャルチームとして大会に参加します。私たちは国際的な舞台であるダカール・ラリーにスポットライトをあて、すべての人たちにユニークな体験を提供するために協力していきます」とDEFENDERの取り組みを讃えた。