電脳交通は8月3日、沖東交通事業協同組合(以下「沖東交通グループ」)と電脳交通が、沖東交通が営業するすべての拠点と車両について、電脳交通が提供する「クラウド型タクシー配車システム」を導入し運行を開始すると発表した。
沖東交通グループでは、以前より自社のスマートフォン用配車アプリ「沖東タクシー」を運用し、利用者へ便利なサービスの提供に努めてきた。10月には配車アプリをリニューアルし顧客向けサービスと集客強化を予定している。
今回、沖東交通の配車アプリリニューアルと同時に、電脳交通の配車システムを連携することで、顧客向けサービス強化と同時に従業員・乗務員の配車業務効率化・負担軽減に両社で取り組んでいく。
電脳交通は2015年の創業以来、クラウド型タクシー配車システムと配車委託サービスを開発・提供している。タクシー配車ルールの最適化や適切な経路を瞬時に表示できる機能などが好評で毎年200〜300%のペースで事業を拡大。今回の沖東交通の採択で、沖縄県内初めての導入となり、2021年6月現在全国35都道府県にサービスを展開している。