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2021年4月7日【SDGs】

コスモ石油、EVカーシェアサービス開始

NEXT MOBILITY編集部

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コスモ石油マーケティング(以下、コスモ石油)は4月7日、風力発電由来の実質CO2フリー電力を用いたEV用急速充電器およびEVカーシェアの運用を開始すると発表した。

 

コスモ石油は、世界的な脱炭素化社会へのシフトをはじめ持続可能な社会の実現に向け、電気自動車(以下、EV)の普及が加速するとの長期的な環境認識に基づき、第6次連結中期経営計画Oil&NEWのもと、EVを軸とした新たなモビリティサービスの創出を進めている。

 

その実現に向けた具体的な取組みとして、e-Mobility Powerとの連携により、コスモ石油系列サービスステーション(以下、系列SS)へのEV用急速充電器(以下、急速充電器)の設置及び関連サービスの開発を推進している。

 

今回、この取組みを踏まえた新たな試みとして、系列SSセルフピュア新宿中央において、EV用急速充電器の運用及びEVカーシェアリング(サービス名:やさしいカーシェア)の提供を開始した。また同時に、これらのサービスに用いる電力として、コスモエネルギーホールディングスの100%子会社であるコスモエコパワーの風力発電由来の実質CO2フリー電力「コスモでんきビジネスグリーン」の供給を開始した。

 

急速充電器によるe-Mobility Power充電サービス
(1)実質CO2フリー電力でのEV充電
急速充電器には、実質CO2フリー電力である「コスモでんきビジネスグリーン」を供給するため、利用者は実質CO2フリーの電力によるEV充電が可能。また、当該SS自体で使用する電力も「コスモでんきビジネスグリーン」となる。
(2)気軽なEV充電拠点
e-Mobility Powerネットワークの充電スポットとして、24時間・駐車料金なしでEV充電が可能。急速充電器の利用にあたり、操作方法が不明な場合は、SSスタッフが説明する。
(3)EV関連サービスの提供
今後カーケア商材を扱うSSに急速充電器を設置した際には、充電のついでにクルマ回りの相談が可能となる。今後、有人のSSでも展開を予定しており、その際はEVの点検、カーケアサービス、販売やリースの提案・提供等を行う予定。

 

SSを車両拠点としたEVのカーシェアリングサービス(「やさしいカーシェア」)
– 利用料金:最初の1時間:800円、6時間パック:4,500円、他
– WEBサイト:https://8341car.com/
(1)環境に配慮したカーシェアリング
EVの利用に加え、当該SSで使用する実質CO2フリー電力でカーシェアリング車両の充電を行うため、環境に配慮したカーシェアリングサービスを利用可能。
(2)手軽なEV体験
EVカーライフを、カーシェアという手軽な手段で体験できる。
(3)有人型の拠点であることによる安心
SSスタッフが定期的に洗車や車内の清掃を行うため、クリーンな車両状態を維持する。また、SSスタッフにより、SS内の急速充電器を利用した車両への細やかな充電が可能なため、EV利用時の心配事である充電不足を気にすることなく利用できる。

 

■サービス概要
– 提供開始日:2021年4月7日
– 提供SS:コスモ石油販売株式会社 南関東カンパニー
セルフピュア新宿中央(東京都新宿区西新宿6-14-4)
https://www.cosmooil.net/map/S130188
– 提供サービス:
1.実質CO2フリー電力でのEV急速充電:急速充電器によるe-Mobility Power充電サービス
2.EVカーシェア:SSを車両拠点としたEVのカーシェアリングサービス(「やさしいカーシェア」によるEV車両の提供)

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。