コスモ石油は3月2日、有志団体「ACT FOR SKY」に加盟したと発表した。
ACT FOR SKYは、日揮ホールディングス、レボインターナショナル、全日本空輸、日本航空が共同で設立した、国産の持続可能な航空燃料(Sustainable Aviation Fuel、以下「SAF」)の商用化および普及・拡大に取り組む有志団体。
上記目的のために「ACT=行動を起こす」意志を持つ企業が協調・連携し、SAFやカーボンニュートラル、資源循環の重要性を訴えながら市民・企業の意識変革を通じて、行動変容につなげていくことを目指す。
■ACTメンバー14社
国産SAFに事業として直接関与する企業等
<株式会社IHI>SAF製造・認証・利用による航空機のカーボンニュートラル達成に向けた貢献
<出光興産株式会社>SAF製造・供給全般
<伊藤忠商事株式会社>SAFの安定供給に資するサプライチェーン構築、国産SAF生産案件の検討
<ENEOS株式会社>廃棄物等を原料とするSAF製造
<コスモ石油株式会社 >廃食用油を原料とするSAF製造
<全日本空輸株式会社>SAFの調達および使用
<太陽石油株式会社>木質バイオマスまたはCO2を原料とするSAF製造検討
<東洋エンジニアリング株式会社>FT合成によるSAF製造
<日揮ホールディングス株式会社>廃食用油を原料とするSAF製造
<日本航空株式会社>SAFの調達および使用
<丸紅株式会社>廃棄物等を原料とするSAF製造販売事業
<三井物産株式会社> エタノールを原料とするSAF製造
<三菱重工業株式会社>バイオマスを原料とするSAF製造用噴流床ガス化設備を製造
<株式会社レボインターナショナル>廃食用油を原料とするSAF製造
■SKYメンバー2社
国産SAFサプライチェーン構築に必要となる企業等
<小田急電鉄株式会社>ウェイストマネジメント事業WOOMSを通じた資源・廃棄物収集のスマート化、および、地域の資源循環を高める施策の推進
<日清食品ホールディングス株式会社>SAFの原料(油脂)供給への貢献