コスモエネルギーホールディングスは12月22日、「気候関連財務情報開示タスクフォース(ask Force on Climate-related Financial Disclosures、以下TCFD)」提言に賛同を表明、署名するとともに、「TCFDコンソーシアム」に参画したと発表した。
TCFDとは、金融安定理事会(FSB)により設立されたタスクフォースであり、気候変動がもたらすリスクおよび機会の財務的影響を把握し開示することを目的として、自主的な情報開示のあり方に関する提言を公表している。
同グループでは、エネルギー企業として人々の暮らしに安心・安全を提供するとともに、地球環境を守る責任を担っているとの自覚より、グループ理念に「私たちは、地球と人間と社会の調和と共生を図り、無限に広がる未来に向けての持続的発展をめざします」と掲げている。2002年に環境中期計画を策定、環境経営を経営の一軸に据え、2005年には連結中期CSR計画も策定し、以来、随時計画や体制を見直し整えながら、ESGの側面から事業活動の充実を図ってきた。この持続的成長への取り組みをさらに進化、深化させていくべく、2020年4月にはサステナビリティ推進部を設置し、第6次連結中期経営計画と連動したサステナブル経営の強化に着手している。
今回、TCFD提言への賛同を表明することで、気候変動に関わる情報の適切且つ積極的な開示に取り組んでいく考え。さらに、今回の賛同表明を機に、当社グループの事業領域全般において、気候変動がもたらすリスクおよび機会をより一層意識した中長期的な事業戦略の策定を進め、未来に渡って安心・安全なエネルギーを途切れることなく提供し、持続可能な社会づくりに寄与していきたいとしている。
■TCFDウェブサイト:https://www.fsb-tcfd.org/
■TCFDコンソーシアムウェブサイト:https://tcfd-consortium.jp/