コスモエコパワーは6月11日、和歌山県中紀エリアで建設を進めていた風力発電所「中紀ウィンドファーム」が2021年4月に運転開始したと発表した。
また、2021年6月10日に工事関係者参列のもと、和歌山県日高郡の紀道神社にて操業安全祈願祭を執り行った。
コスモエネルギーグループでは、第6次連結中期経営計画「Oil & NEW」において再生可能エネルギー事業を新たな柱と位置付け、現在、陸上および洋上における風力発電所の開発を進めている。この中紀ウィンドファームの運転開始により、コスモエネルギーグループにおける風力発電事業の設備容量は30万kWを超えるという。
今後もコスモエネルギーグループは、風力発電事業を推進し、2030年度に陸上、洋上合わせて150万kW超の設備容量の実現を目指すとともに、経済および社会生活に必要不可欠なエネルギーを安心・安全かつ途切れることなく提供することで、持続可能な社会づくりに寄与していくとしている。
<計画概要>
・運転開始 :2021年4月
・事業実施エリア:和歌山県有田郡広川町、有田川町、日高郡日高川町にかかる白馬山脈尾根部
・設備概要 :発電所名 中紀ウィンドファーム
設備容量 :48,300kW(2,100kW風車×23基)
<発電所位置>