日本通運の中国国内現地法人である「日通国際物流(深圳)(以下、深圳日通)」は、11月1日に社名を「日通国際儲運」に変更し、ロジスティクス専業会社として新たに営業を開始した。
1994年7月に営業を開始した深圳日通は、深圳エリアにおける、航空・海運フォワーディング、倉庫配送、トラック輸送業務、重機建設関連業務等を展開。
中国全土(香港を除く)における国内物流事業に特化するため、航空・海運フォワーディング部門を「日通国際物流(中国)深圳支店」に移管し、中国国内のロジスティクス業務に専業化することで、営業およびオペレーションの深化・効率化を目指す。
これに伴い、ロジスティクス業務に特化した会社であることを訴求するため、中国語で倉庫と配送という意味を持つ「儲運」を取り入れ、深圳以外の地域も業務エリアとするため「深圳」を外した「日通国際儲運」に社名を変更した。
今後、日通国際儲運は、中国全土における既存顧客の深耕、アパレル・生活消費財を中心とした国内物流および重機建設関連業務の取扱拡大を目指すとしている。
[会社概要]
– 新社名:日通国際儲運有限公司
(NIPPON EXPRESS LOGISTICS (CHINA) CO., LTD.)
– 旧社名:日通国際物流(深圳)有限公司
(NIPPON EXPRESS (SHENZHEN) CO., LTD.)
– 住所:B105-36 Futian Free Trade Zone, Shenzhen, 518038 China
中国広東省深圳市福田保税区内B105-36
– 代表者:王 寒健
– 従業員数:254名(2020年11月末現在)
– 倉庫面積:約63,500m2(全拠点計)
– 事業所:4事業所(深圳市-2カ所、東莞市-1カ所、武漢市-1カ所)
– 事業内容:倉庫業、トラック輸送業、設備搬入出・据付業