NEXCO中日本八王子支社は11月27日、これまで進めてきたE20 中央自動車道の諏訪湖サービスエリア(SA)(上り)駐車場の改良工事が、2020年12月上旬に完成すると発表した。
同SAでは、主に大型車エリアが平日夜間に、普通車エリアが休日昼間に混雑する傾向にある。今回の工事では、既存の敷地を拡大することなく、駐車区画の配置の変更と合わせて大型車・普通車の両方が利用可能な「兼用」の駐車マスを増設することにより、大型車・普通車の駐車可能台数を約1.3倍に増加させた。
物流の基幹となる高速道路ネットワークは、深夜帯を中心に長時間駐車などによる大型車の駐車マス不足など、駐車エリア全体の混雑が顕在化しており、同社では、今後も安全・安心・快適な高速道路空間を創出するため、休憩施設の改善に努めているとしている。また駐車場の適正な利用について、あわせて協力を促している。