CBcloud、日本航空(JAL)、ならびに三菱地所の3社は11月30日、手荷物当日配送サービスの実証実験の第一弾として、羽田=高松線で12月1日より実験を開始すると発表した。
同実証実験は、ニューノーマルに対応した「より安全な旅」を目指し、出発地から滞在先のホテルなどの目的地までのシームレスな移動と接触機会の低減の実現、新たな移動体験の創出に向けて実施されるもの。出発地から目的地まで手ぶらで移動できる手荷物当日配送サービスの確立に向け、取り組みを開始する。
【実証実験概要】
■実証内容:①手荷物当日配送サービスの内容と価格の受容性
②事業者間の連携とオペレーション体制の確認
■実施期間:2020年12月1日(火)〜12月25日(金)
■各社の役割:
1.CBcloud…荷主と配送パートナー(ドライバー)をつなぐマッチングプラットフォーム「PickGo(ピックゴー)」を活用し、出発空港まで、また到着空港から目的地までの陸路配送の提供・運営
2・JAL…サービス全体企画、対象路線利用者へのプロモーション予約・決済サービス提供
3.三菱地所…荷物預入・受取を通じた街の関係人口に対する移動拠点の提供・運営
■実証サービスの内容:
①接触機会の低減
従来、対面で実施していた配送申込や決済を、いつでもどこでも実施できるようオンライン化。手荷物の預けと受け取りの際に発生する手続きを簡素化することにより、手荷物預入・返却の際の時間を短縮すると共に、係員と利用者同士での接触機会を低減させる。
②快適な移動の実現(荷物携行による制約や不便からの解放)
出発空港または街中の預入スポットで預ける手荷物を、到着空港での手荷物引き取りや預け直しをすることなく、滞在先の宿泊ホテルなどへ当日中に配送する。これにより、ホテルチェックイン前まで手荷物を気にせず自由に移動できる。滞在先のホテルから到着空港まで手荷物を当日中に配送することにより、搭乗までの時間をよりストレスフリーかつ便利に過ごせる。
同サービスの利用対象は、JAL便羽田=高松の利用者。予約・決済はJALWebサイトより行う。
■JALWebサイト:
https://www.jal.co.jp/jp/ja/info/2020/dom/201125/index.html