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2024年9月4日【事業資源】

CBクラウド、物流課題解決を目指し提供サービスを拡大へ

坂上 賢治

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ITを活用し運送業界における新たな価値の創出を目指す

 

物流マッチングサービスを担うCBcloudは9月4日、2024年5月にスタートしたドライバー支援プログラム「ピックゴー黒ナンバー車共同使用」の対象エリアを9月4日より近畿エリアに拡大する。

 

この「ピックゴー黒ナンバー車共同使用」とは、ドライバーが車両を事故・故障・点検に出す際、CBcloudが保有する車両を貸し出し、一時的に提供(共同使用)するもの。

 

これは先の3月末の国交省の通達(貨物軽自動車運送事業の用に供する事業用自動車の共同使用について、通知日:2024年3月29日)により公的に事業者間での車両の共同使用が認められるようになったことから運用を始めた。

 

 

上記サービスの特徴は以下の通り

 

サービス内容:ドライバーが車両を事故・故障・点検に出す際、CBcloudが保有する車両を貸し出し、一時的に提供(共同使用)する
サービスサイト:https://pickgo.town/partner/support/kyodo
サービス展開エリア
▶東京都・埼玉県・千葉県・神奈川県・大阪府・京都府・兵庫県・奈良県・三重県・滋賀県・和歌山県
近畿エリアでの車両受渡しおよび返却場所
▶大阪市中央区
▶京都市伏見区(※準備中)
利用料金:8,800円/日(税込)
決済方法:
▶クレジットカード決済(一括払)

 

 

CBcloudでは、「車両メンテナンスによって車が使えず、働きたくても仕事ができず収入機会が減少してしまうという課題があります。またドライバーを取り巻く環境は年々過酷になっており、燃料費や車両購入費用の諸経費の高騰等、大きな負担を背負っています。

 

安心してドライバーが車両を車検や修理に出せる環境を整えられるこのプログラムは、ドライバーの収入機会の減少を防ぐだけでなく、車両故障予防にもなるので、安全確保の強化にもつながります。私たちは、配送現場の課題に真摯に向き合い、『頑張っている人が正当に評価される社会』の実現を目指しています。

 

ピックゴー黒ナンバー車共同使用サービスも、本質的な支援プログラムの一環として設計したものです。これまで積み重ねてきた取り組みの延長線上にあり、私たちが配送現場やパートナーの皆さんが直面する課題に真摯に向き合ってきた成果でもあります。

 

『ピックゴー』を支えてくださっている配送パートナーの皆さんに支持され、喜んでいただける仕組みづくりを通じて、今後も業界の変革に貢献していく所存です。また今回のエリア拡大によりドライバーが安心して車両メンテナンスを受けられる環境を更に整備し、運行の安全性をより一層高めていきます」と話している。

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

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経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

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1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。