Zホールディングスとイーストベンチャーズが出資する物流テックのカーニバルグループ( 本社:東京都港区、代表取締役社長CEO:川島康平 )は1月1日、東京都品川区大崎に自社開発検証拠点の〝大崎カーニバルビレッジ〟( Osaki Carnival Village )」を開設・営業を開始したと発表した。
カーニバルグループは、運送業界に於ける人手不足問題や多重下請構造など当該業界の構造的な課題にインターネットの力で立ち向かうべく、配送リソースの情報プラットフォーム企業を目指して2021年10月1日に創設。
より具体的には、衣料品・日用品・生鮮食品を中心とした特化型ECモールの在庫管理からロジスティクスサプライチェーンの構築・運用に至る迄をトータルで支援する。
更に全国の運送会社・倉庫会社とのネットワークとインターネット企業からのニーズを最適化する事で、トラックドライバーに特化した運送会社向け採用プラットフォーム「カーニバルジョブ( Carnival JOB ) 」、配送案件のマッチングプラットフォーム「カーニバルロジ( Carnival LOGI ) 」、ドライバー転職メディア「ランドパイロット.com( LAND-PILOT.com ) 」などを筆頭に、ECモールである荷主・物流会社・利用者の三方よしの仕組みづくりを目指している。
大崎カーニバルビレッジは、首都圏の物流を支える大崎へ自社オフィスとして専有面積55m2超の区画へ設けたもので、品川区地域振興部の商業・ものづくり課とのコラボレーション展開を踏まえて品川区が所有する事業用物件内のコンペティション参加を経て、拠点開設に至った。
そもそも同社は、創業地域の港区・渋谷区を拠点に事業運営を行って来たが、事業拡大に伴う従業員増加への対応とプロダクト開発・検証・カスタマーサポートチームを大崎カーニバルビレッジへと集約。このオフィス増床に伴い、自社の成長を担える人材の募集も開始した 。
「カーニバルジョブ」導入企業の一部抜粋
拠点所在地は、JR山手線・JR湘南新宿ライン・JR埼京線の大崎駅と、JR京浜東北線・東急大井町線・東京臨海高速鉄道りんかい線の大井町駅から徒歩圏にあり、品川区の工場地帯の中心部に位置している。
またビルの1・2階部分は品川区が保有する工場エリアとなっており、1階部分にはトラックヤード( 接車場 )を4バース分完備。最大で同時にトラック4台分の荷降ろしや積み替えが敷地内で可能となっている。
専有オフィスフロアの入り口には、カーニバル公式キャラクター( しくみか君 )の原寸大スチロールパネルを配置。最上階の4階テラスからは品川区の工場地帯とJR東日本の総合車両センターが一望出来る立地となっている。
なおビレッジ内は、仕事を超える楽しさをテーマに据えられた昼休み限定で最大5名分の公式昼寝エリア「Nup-Yard( ナップ・ヤード )」や、月曜日から土曜日の19時以降限定で従業員と来訪者へアルコール類を無償提供する「Carni-Bar( カーニ・バル )」が設けられている。更にプロジェクターを完備。最大50名以上を収容するイベント開催も可能となっている。
新オフィスの所在地
名称:大崎カーニバルビレッジ( Osaki Carnival Village )
住所:東京都品川区広町一丁目5−28 4階部分
アクセス:JR山手・JR湘南新宿ライン・JR埼京線大崎駅徒歩8分/JR京浜東北・東急大井町・東京臨海高速鉄道りんかい線大井町駅徒歩7分
無料駐車場:あり( 荷降ろしや積み替え等の一時利用に限る )