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2024年8月28日【シェアリング】

カーメイト製品、KINTOで取扱い開始 ポイント交換制

坂上 賢治

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カーメイトは8月28日、KINTOが運営するオンラインプラットフォーム「モビリティマーケット」と提携。カーメイトは、これに伴い昨年運営を開始したエールベベチャイルドシートのサブスクリプションサービス「ベベ育(ベベスク)」を「モビリティマーケット」内で展開する。

 

より具体的には「モビリティマーケット by KINTO」内で10月以降利用分より予約の取扱いを開始。KINTO契約者が所持しているポイントを「べべ育」3ヵ月分の利用クーポンと交換し使用できるようにして、子育て世代をサポートする(4ヵ月目からは、月額税込2,800円に切り替え)。その詳細は以下の通り。

 

 

モビリティマーケット by KINTOは、移動の喜びをテーマに、ユニークな体験プランや多彩な商品が発見できるKINTO契約者向けの優待サイト。パートナー企業と提携した「割引メニュー」と、ポイントとサービスを交換できる「ポイント交換メニュー」を提供している。

 

提携の背景と目的
KINTOは、新車サブスクリプションサービス「KINTO ONE」の契約者を対象とした納車後アンケートの調査結果で、クルマ購入の切っ掛けに子育てや出産が多いことに着目。安心してカーライフを送ることができるよう、子育て世代への支援の一環として、カーメイトの「ベベ育」と連携することを決めた。それによりKINTOユーザーへ、自身が保有するポイントを介してカーメイト製品へのタッチポイントを提供する。

 

カーメイトの「べべ育」は上級モデルの新生児用チャイルドシートを2年間毎月“定額”で利用できるサービス。カーメイトは「モビリティマーケット」との連携を介して「ベベ育」の認知を広げ、より広い消費市場に向けてチャイルドシートを届けることを目指していく。

 

 

サービス概要
サービス名称:べべ育(ベベスク)
対象モデル(品番)
 - エールベベ・クルットR ザ・ファースト2 パールブラック(BF195)
 - エールベベ・クルットR ザ・ファースト2 パールベージュ(BF196)

 

 

使用条件:後向き 身長40cm~87cm/前向き 身長76cm~100cm
年齢目安:新生児~4才頃
製品質量:15.5kg(日よけを除く)/日本製 UN(ECE)R129/03 適合品
対象モデル機能詳細https://ailebebe.jp/products/kurutto-r2.html(市販での品番はBF135、BF136)

 

 

プラン内容
募集台数:30台(10月利用開始、11月利用開始、12月利用開始、毎月各モデル5台ずつ)
予約受付:2024(令和6)年8月28日~
利用開始:2024(令和6)年10月1日~
利用料:初月から3ヵ月間は、KINTO契約者様が所持しているポイント(計8500ポイント分)を、月額料金に充当されるクーポンと交換して適用。4ヵ月目以降は月額2,800円(税込)

 

利用期間:2年間
(最長4年まで、3年目以降は1年更新で月額1,400円となる延長プランを用意)
解約:解約手数料にて途中解約可能
*申し込みは会員一人1台、クーポンコードは1度のみ利用可能

 

保証
1.製品保証(製品故障時等、無料または有料にて修理)
2.万一の交通事故の際はチャイルドシート無料点検
3.保証登録は自動登録

 

利用方法
クーポンは「モビリティマーケット」の「優待手続きページ」にて、ポイントと交換した際に届くメール記載のURLから、LINEの「ベベ育」(KINTO契約者様専用メニュー)に遷移し、申し込み手続きを行う。

 

モビリティマーケット「べべ育」ページ
:株式会社サブスクラインの運用サービスを利用

 

 

エールベベとは
「エールベベ」は、カーメイトのチャイルドシートブランドとして1999年にスタート。フランス語で翼を意味する”エール”と、赤ちゃんを意味する”べべ”を合わせた天使をイメージした造語。

 

「エールベベ」のチャイルドシートはユーザーから使い勝手の良さや快適性を評価され、2023年春に「ママリ口コミ大賞2023」で大賞に選出されている。

 

 

「ベベ育」とは
乳幼児用チャイルドシートは使用期間が短期でありながら高額なものが多く、リサイクルショップや個人間取引などでの入手が増えている。しかし付属装備の不足や使用年数・使用状況が把握できず、安全が担保されていない物が混在している。

 

 

そこでカーメイトでは、安全性が確かな物を再利用する取り組みとして、サブスクサービス「べべ育」を開始(2023年3月)。「ベベ育」で2年間の利用後、返却されたチャイルドシートをメンテナンスして再利用する。これにより安心安全なチャイルドシートを、メーカーからユーザーに直接提供できるだけでなく、廃棄削減になるためSDGs達成にも貢献できる。

 

 

製品提供会社:株式会社カーメイト
株式公開:平成6年(1994年)9月(東京証券取引所 JASDAQ《スタンダード》上場)
代 表 者:代表取締役社長 徳田 勝
本社所在地:〒171-0051 東京都豊島区長崎五丁目33番11号
資 本 金:16億3,770万円
事業内容:カー用品、アウトドア・レジャー・スポーツ用品、スノーボード類の製造・販売、ソフト開発

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。