首都高速道路は、「晴海線(晴海~豊洲)」を、2018年3月10日(土)16時に開通する。今回、晴海~豊洲間の約1.2kmが開通する。
これにより、並行する有明通りや晴海通りなど晴海地区全体の混雑緩和に寄与するとともに、所要時間の短縮や防災機能の強化、湾岸線と都心をつなぐアクセス機能の強化が期待できるとしている。
また、開通に先立ち、開通記念イベント「晴海線スカイウォーク」を実施する予定。参加者を募集する。
[開通記念イベント「晴海線スカイウォーク」概要]
– 開催日時:2018年2月18日(日)10:00~16:00(最終入場 15:30)
※荒天(強風、雨)の場合は、中止する場合がある
– 主催:首都高速道路㈱ 東京西局プロジェクト本部
– 会場:晴海 4 丁目特設会場、晴海線本線上
– 定員:5,000 名
– 参加条件:往復約 1.8km のコースを歩行できる人(階段有り)
※小学生以下の方は、応募された保護者の同伴が必要。
※ペットを同伴の参加不可。また、会場でも預かることはできない。
※車いすの人も参加可能。
– 応募期間:2018年2月7日(水)~2月16日(金)まで ※先着締切
– 参加申し込み方法 : 下記の特設サイトにて受付。
http://www.shutoko.jp/ss/tokyo-smooth/harumi/event/skywalk/
– 参加料:無料
– 参加者の決定:先着順(定員に達し次第、受付終了)
– 結果通知:メールにて通知。
※当日は通知メールを印刷して持参するか、携帯電話・スマートフォンの画面を提示し、参加登録の確認を行う。
※参加申し込み時に来場希望時刻をお伺いし、結果通知の際に指定来場時刻を通知。混雑緩和のため、指定時刻に会場に来場のこと。
– 留意事項:
・スニーカー等の歩きやすい靴、動きやすい服装で参加のこと。(ハイヒール・スカートは控えて欲しいとのこと)
・会場には、駐車場、駐輪場及びクロークがないため、公共交通機関利用のこと。
・イベント当日、報道機関による撮影・取材等がある場合がある。
– 問合せ先 :晴海線スカイウォーク事務局 050-3803-9306(10:00~18:00 土日祝を除く)
[晴海線(晴海~豊洲)概要]
路線名:高速10号晴海線
開通区間:晴海出入口(中央区晴海二丁目)から豊洲出入口(江東区豊洲六丁目)まで
延長:約1.2km
出入口:晴海(はるみ)出入口
[晴海線(晴海~豊洲)開通の整備効果]
1.晴海地区全体の混雑緩和に寄与
晴海線(晴海~豊洲)に交通が転換することにより、並行する有明通りや晴海通りの朝晩の混雑緩和が見込まれる。これにより、晴海地区全体の混雑緩和が期待できる。また、開通区間を利用することによる時間短縮も見込まれる。
2.臨海部の防災機能を強化
晴海線(晴海~豊洲)の開通により、晴海・勝どき・月島・佃・豊海地区内の緊急輸送道路と、「第一次緊急輸送道路」に指定されている既設の首都高ネットワークが直結し、災害発生時における救命活動や物資輸送に重要な役割を果たすことが期待できる。
※第一次緊急輸送道路とは
避難・救助・物資供給等の応急活動のために、災害直後から緊急車両の通行を確保すべき重要な路線を「緊急輸送道路」と呼び、第一次~第三次まで設定されている。このうち、応急対策の中枢を担う都本庁舎、立川地域防災センター、重要港湾、空港等を連絡する路線が第一次緊急輸送道路で、首都高速道路もこれにあたる。
3. 湾岸線と都心をつなぐルートがさらに強化
晴海線は、晴海出入口で晴海通りと接続。これに伴い、 湾岸線と都心をつなぐルートの深川線、 台場線に加えて、 晴海線が第3のルートとしてさらに強化される。また、事故や災害による突発的な通行止め発生時のう回や、渋滞などの交通状況に合わせたルート選択が可能になる。