豊田自動織機と倉庫と荷主のマッチングプラットフォーム『souco』を運営するsoucoは2020年12月10日、双方が保有する技術、情報等を活用し、倉庫および倉庫内アセットの有効活用に関するサービス、システム等を、開発、提供、運用、その他関連する事業を行うことを目的とした業務提携契約を本日締結したと発表した。
soucoは物流施設や倉庫の空きスペースを抱える企業と、スペースを必要とする企業の情報を集約したマッチングプラットフォームを展開している。11月末時点での登録企業は1500社以上。豊田自動織機は国内に40社あるトヨタL&F販売店ネットワークを通じて、世界シェアNo.1のフォークリフトや自動倉庫、AGV等の物流ソリューションを提供している。
souco社と豊田自動織機は、提携の第一段階として、豊田自動織機または全国40社の販売店の取引先に対し、保有する物流施設の稼働率向上支援として、空きスペースの有効活用を目的としたsoucoの紹介および登録サポートを開始している。これによりsouco社はより広範囲な倉庫ネットワークの獲得を目指している。同時に、豊田自動織機はsoucoを利用する荷主企業向けに、倉庫の一時利用時におけるフォークリフトレンタルを開始する。