国土交通省は9月8日、スマートインターチェンジ(以下、スマートIC)4カ所と地域活性化インターチェンジ(以下、地域活性化IC)1カ所の事業について、同日付で高速道路会社に許可を行い、併せて新たに7カ所のスマートICの準備調査に着手すると発表した。
スマートICは、専らETCを搭載した車両が通行することを目的とし、高速道路の本線やサービスエリア(SA)、パーキングエリア(PA)から乗り降りができるように設置されるインターチェンジ。また、地域活性化ICは、日本高速道路保有・債務返済機構および高速道路が有料道路として整備・管理する区間に於いて設置されるインターチェンジである。
1.9月8日付新規事業化箇所
1-1)スマートIC(4カ所)
<名称(仮称)、連結位置、路線名、事業主体>
– 壬生(みぶ)PA、栃木県下都賀郡壬生町、北関東自動車道(都賀IC~壬生IC間)、NEXCO東日本 壬生町
– 屋代(やしろ)、長野県千曲市、関越自動車道上越線(坂城IC~長野IC間)、NEXCO東日本 千曲市
– 加計(かけ)(フル化)、広島県山県郡安芸太田町、中国縦貫自動車道(千代田IC~戸河内IC間)、NEXCO西日本 安芸太田町
– 霧島(きりしま)、鹿児島県霧島市、東九州自動車道(国分IC~隼人東IC間)、NEXCO西日本 霧島市
1-2)地域活性化IC(1カ所)
<名称(仮称)、連結位置、路線名、事業主体>
– 池武当(いけんとう)、沖縄県沖縄市、沖縄自動車道(沖縄南IC~沖縄北IC間)、NEXCO西日本 沖縄県
※以上スマートICの名称 (加計は除く)は仮称であり、正式名称は、地元や利用者の意見等も踏まえて決定される。
2.新規スマートICの準備段階調査着手箇所
<名称(仮称)、連結位置、路線名>
– 守谷(もりや)SA、茨城県守谷市、常磐自動車道(柏IC~谷和原IC間)
– 土浦(つちうら)、茨城県土浦市、常磐自動車道(桜土浦IC~土浦北IC間)
– 恵那峡(えなきょう)SA、岐阜県恵那市、中央自動車道西宮線(中津川IC~恵那IC間)
– 大山田(おおやまだ)PA、三重県桑名市、近畿自動車道名古屋亀山線(桑名東IC~桑名IC間)
– 高陽(こうよう)、広島県広島市、山陽自動車道吹田山口線(広島東IC~広島IC間)
– 安来(やすぎ)、島根県安来市、一般国道9号安来道路(安来IC~東出雲IC間)
– 久留米南(くるめみなみ)、福岡県久留米市、九州縦貫自動車道鹿児島線(久留米IC~広川IC間)
※以上スマートICの名称は仮称であり、正式名称は、地元や利用者の意見等も踏まえて決定される。
[問い合わせ先]
国土交通省 道路局 高速道路課 谷口、清水
電話:03-5253-8111(内線:38362、38353)/直通:03-5253-8500