NEXT MOBILITY

MENU

2024年7月5日【経済・社会】

BS、タイヤサプライヤー鈴鹿8耐17連覇に向けて参戦

坂上 賢治

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 

ブリヂストンは、7月19日(金)から21日(日)に三重県の鈴鹿サーキットで開催される「2024 FIM世界耐久選手権(EWC) “コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース 第45回大会」(鈴鹿8耐)に参加する17チームをモーターサイクル用プレミアムタイヤブランド「BATTLAX」(バトラックス)のタイヤでサポートする。

 

同社によると今年も連続参戦することについてブリヂストンでは、「モータースポーツはタイヤメーカーとしての〝原点〟であり、〝極限への挑戦〟です。当社の二輪モータースポーツ活動の代表的なレースである鈴鹿8耐は、夏の鈴鹿の風物詩となっている国内有数のモータースポーツイベントで、日中の路面温度が60度を超えることもあるなど、車両にもライダーにも非常に過酷な耐久レースです。

 

2006年から16大会連続でブリヂストンタイヤ装着チームが優勝を果たしており、ブリヂストンは今年もサポートチームを足元から支え、17連覇を目指します。また、鈴鹿8耐は今シーズンのEWC第3戦でもあり、グローバルで注目度の高いレースとなっています。

 

EWCでは、ブリヂストンタイヤ装着チームが昨シーズンのシリーズチャンピオンを獲得、今シーズンも第1戦「ル・マン24時間」および第2戦「スパ8時間」で優勝を果たしており、今回の鈴鹿8耐はブリヂストンタイヤ装着チームのEWCシリーズ4連覇に向けても重要な一戦です。

 

また、本年は「エクスペリメンタルクラス」に参戦するチームスズキCNチャレンジに、再生資源・再生可能資源比率を向上させたタイヤを供給し、チームスズキCNチャレンジの挑戦を足元から支えます。

 

ブリヂストンは、モータースポーツを通じて、レースを楽しみ、勝つことにこだわり、「極限へ挑戦」し、イノベーションを加速させていく情熱、さらに、仲間と共に持続可能なモビリティ社会を支えていくという情熱を込めた”Passion to Turn the World(世界を変えていく情熱)”の新メッセージのもと、サステナブルなグローバルモータースポーツ活動を強化しています。

 

レースを〝走る実験室〟として、極限の条件で磨いた技術を、”From Circuit to Street”をコンセプトに市販用タイヤ開発へ反映、次のステージの技術開発へも繋げていきます。このような新たな「自ら極限へ挑戦する」姿・情熱を、ステークホルダーの皆様に示していくことで、サステナブルなプレミアムブランドを構築していきます。

 

なお鈴鹿サーキット内のブリヂストン特設ブースでは、2月より発売した「BATTLAX HYPERSPORT S23」をはじめとするモーターサイクル用プレミアムタイヤブランド〝BATTLAX〟の〝断トツ性能〟を、見て、触れて、体験することで鈴鹿8耐をより一層楽しんでいただけるよう、下記の通り様々な展示や企画を予定しています。是非お立ち寄りください」と述べている。

 

<鈴鹿8時間耐久ロードレース概要>
(1)名称 :
2024 FIM世界耐久選手権 “コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース 第45回大会
(2)日程 :
2024年7月19日(金)~21日(日) (決勝 21日 11:30~19:30)
(3)会場 :
鈴鹿サーキット 国際レーシングコース(1周/5.821km)
(4)主催 :
一般財団法人 日本モーターサイクルスポーツ協会(MFJ)、
ホンダモビリティランド株式会社 鈴鹿サーキット

 

※上記参戦体制は、6月26日時点のもので、変更となる場合がある。
※ゼッケン番号に基づいた順でチーム名を掲載している。

 

<ブリヂストン特設ブース>
 特設ブースは、7月19日(金)~21日(日)に出展予定です。

(1)主な展示
【タイヤ】
■ 市販タイヤ(4種)
スポーツ 「BATTLAX HYPERSPORT S23」、「BATTLAX HYPERSPORT S22」、
「BATTLAX RACING STREET RS11」
ツーリング 「BATTLAX SPORT TOURING T32」

 

■ レース装着タイヤ(3種)
YOSHIMURA SERT MOTUL 「2024年ル・マン24時間耐久レース チャンピオン獲得時装着タイヤ」
YART YAMAHA EWC OFFICIAL TEAM 「2023年ボルドール24時間耐久レース チャンピオン獲得時装着タイヤ」
チームスズキCNチャレンジ 「2024年鈴鹿8時間耐久レースで装着する再生資源・再生可能資源比率を向上させたタイヤ」

 

【車両】
■ HONDA 「CBR1000RR-R」
■ SUZUKI 「GSX-R1000R」
■ YAMAHA 「YZF-R1」

 

(2)主なイベント
■ 鈴鹿8耐にゆかりのあるゲストを招いてのトークショー
■ レース車両跨り体験
■ タイヤウォーマー体験
■ 「BATTLAX」モータースポーツクイズラリー
■ SNS投稿キャンペーン
■ ブリヂストンタイヤ装着チームの戦績を掲載したうちわの配布 他

 

 

イベントの詳細は、鈴鹿8時間耐久ロードレース特設ページ(ブリヂストン二輪車用タイヤサイト)を閲覧されたい。

CLOSE

坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。