ブリヂストンは、ユニットバス事業をアスパラントグループが運営するAG2号b投資事業有限責任組合(以下、アスパラント社)へ譲渡することを決定し、9月6日、株式取得契約を締結した。なお、財務的詳細については、非開示となっている。
ブリヂストングループは、1990年のユニットバス事業への本格参入以降、主に国内で集合住宅用のFRP(※)製ユニットバスを製造・販売。事業ポートフォリオやリソース配分の最適化を戦略的に進めるなか、同事業を譲渡することを決定した。
※ Fiber Reinforced Plastics(繊維強化プラスチック)
[事業譲渡の方法]
ブリヂストンは、新たに100%出資の子会社3社(持株会社の下に販売会社・製造会社)を設立し、ブリヂストン化工品ジャパンの同事業を新販売会社に、ブリヂストンEMKの同事業を新製造会社に吸収分割で承継させる。
その後、アスパラントは新持株会社の普通株式を、第三者割当による新株発行の手法により新持株会社から取得。当該普通株式の取得は、来年1月6日の実施を予定している。
[アスパラントグループ概要]
– 会社名:アスパラントグループ株式会社
– 所在地:東京都港区赤坂ニ丁目23番1号 アークヒルズフロントタワーRoP1001
– 設立:2012年10月
– 資本金:30百万円
– 代表者:中村 彰利
– 事業内容:ファンド財産の運用及び管理
[問い合わせ先]
お客様相談室 TEL:0120-39-2936
■(ブリヂストン)集合住宅用ユニットバス:https://www.bridgestone.co.jp/products/dp/unitbath/index.html