ブリヂストンは５月１７日、インドにおける新型コロナウイルス感染症の急速な拡大に対し、不足している人工呼吸器、酸素濃縮器などを提供すると発表した。

支援では、日米欧のグループ会社が一体となって、人工呼吸器56台、酸素濃縮器120台、N-95型マスク1万枚を緊急調達し、現地グループ会社のブリヂストン・インディアに送付。グループ事業所が所在する地域住民や従業員などに活用してもらうことで、逼迫する現地医療体制の改善に寄与する。

ブリヂストングループでは、グローバルCSR体系「Our Way to Serve」を定めており、その重点領域の「モビリティ」「一人ひとりの生活」「環境」の内、「一人ひとりの生活」において、「私たちの強みを活かしながら、地域社会を支え、人々の生活、学び、働き方を良くしていく」というミッションを掲げている。

また、中長期事業戦略において、「2050年サステナブルなソリューションカンパニーとして社会価値・顧客価値を持続的に提供している会社へ」というビジョンを掲げ、その実現のための活動を推進している。

ブリヂストンは、今回の支援を、グループのグローバルネットワークという強みを活かして社会価値を創出する取り組みの一環として実施すると共に、より安全な社会の実現に向けた取り組みとして推進することで、SDGsにおける17の目標の一つ、「すべての人に健康と福祉を」の達成にも貢献していきたいとしている。

■（ブリヂストン）サステナビリティ：https://www.bridgestone.co.jp/csr/index.html