ビー・エム・ダブリューは6月18日、革新的かつサステナブルなビジネスモデルを全世界のスタートアップ企業から募るコンテスト「サステナビリティ―360(360° Sustainability Challenge)」を実施すると発表した。
「サステナビリティ―360(360° Sustainability Challenge)」は、BMWグループのスタートアップ支援プログラム「BMWスタートアップ・ガレージ」のもと、リサイクル材、サステナブルサプライチェーン、高効率生産、モバイルインテリジェンス、スマート施設運営、顧客中心モビリティー、サステナブル技術、の7つの分野における革新的なビジネスモデルを募集し、最優秀スタートアップを選出する。
6月28日まで全世界のスタートアップ企業に対して募集をし、BMWスタートアップ・ガレージの審査員による選考を経て、7月22日に公開デモデイを迎える。デモデイでは、選出されたファイナリスト企業が、BMW全社に向けてピッチを行う。その上で、2021年9月にミュンヘンにて開催予定のドイツ国際モーターショー(IAA)において、最優秀企業が表彰される。最優秀スタートアップ企業は「BMWスタートアップ・ガレージ」プログラムに参加し、BMWとさまざまな協業機会が与えられる。
■「サステナビリティ―360(360° Sustainability Challenge)」応募要件
– サステナビリティ―に関連した技術および試作品または商品を有する
– VCまたはアクセラレータ―から出資を受けている
– 法人格を成し、フルタイムチームである
www.bmwstartupgarage.com/opencall-sustainability/
■BMWスタートアップ・ガレージ
BMWグループと協業が可能なプロトタイプ商品を持つスタートアップ企業を対象としたドイツ・ミュンヘンの本社を拠点としたプログラムであり、既にシリコンバレー、上海、テルアビブにおいても実施されている。採用されたスタートアップ企業は、BMWの各領域のエキスパートによるサポートや、プロトタイプの商品化に必要なエンジニアや各種ツールなどの支援を受けることができる。対象は自動車関連事業に限定しており、BMWグループの今後のモデルに関して高機能化/高付加価値化につながる製品/サービス提供が可能な、実用的なサプライヤー候補としてのスタートアップを発掘するためのプログラムでもある。
https://www.bmwstartupgarage.com/