ビー・エム・ダブリューは8月1日、電気自動車のBMW iX1(アイエックスワン)、BMW iX2(アイエックスツー)、BMW i5(アイファイブ)、BMW i5ツーリング、BMW i7(アイセブン)、BMW iX(アイエックス)に、車両に蓄えた電気を電気機器に利用できるV2L(Vehicle to Load/ビークル・トゥ・ロード)機能および車両に蓄えた電気を家庭用電源に利用できるV2H(Vehicle to Home/ビークル・トゥ・ホーム)機能を、搭載する。
MINIについては、MINI COOPER E、MINI COOPER SE、MINI ACEMAN E、MINI ACEMAN SE、MINI COUNTRYMAN E、MINI COUNTRYMAN SE ALL4に、V2L & V2H機能が、発売当初から備わっている。
電気自動車は、搭載されるリチウム・イオン・バッテリーに電気を蓄え、蓄えられた電気でモーターを駆動する車両だ。リチウム・イオン・バッテリーには大容量の電気を蓄えることが可能であり、蓄えられた電気を、電気機器や家庭用電源に利用することで、電気自動車は、より利便性が向上することになる。
日本で広く普及しており、BMWおよびMINIの電気自動車にも搭載されている急速充電の規格となるCHAdeMo(チャデモ)に専用の機器を接続することで、BMWおよびMINIの電気自動車に蓄えた電気を、V2L機能により電気機器に利用し、V2H機能*により家庭用電源に利用することが可能となる。
なおV2H機能による家庭の電源ネットワークへの給電は、災害等による停電時に限られる。詳細はBMW正規ディーラー、またはMINI正規ディーラーまで問い合わされたい。
また下記対象BMWモデルは本年7月生産分以降V2H機能が搭載されている。それ以前のモデルについては、ソフトウェアのアップデートが必要になる場合があるため、BMW正規ディーラーまで問い合わせが必要。
対象モデル
– BMW iX1 eDrive20
– BMW iX1 xDrive30
– BMW iX2 xDrive30
– BMW i5 eDrive40
– BMW i5 M60 xDrive
– BMW i5 eDrive40 Touring
– BMW i5 M60 xDrive Touring
– BMW i7 eDrive50
– BMW i7 xDrive60
– BMW i7 M70 xDrive
– BMW iX xDrive40
– BMW iX xDrive50
– BMW iX M60