三菱自動車工業の1トンピックアップトラック『L200(*1)』が、ピックアップ部門において「ロシア・カー・オブ・ザ・イヤー2020」を受賞した。また、同国で「トップ・ファイブ・オート・アワード(*2)」の小型商用車・ピックアップ部門に加え、ピックアップ部門で「SUVオブ・ザ・イヤー2020(*3)」を受賞した。
ロシア・カー・オブ・ザ・イヤーは今年、選考にオンライン投票を採用。欧州市場最大規模となる国内約150万人の一般投票によって各部門の勝者が選出された。
L200は、2018年の大幅改良以降、世界135か国で販売され、累計販売台数25万8千台(2020年8月末時点)を数える三菱自動車の重要な世界戦略車の一台となっている。
ロシア市場への投入は昨年春。今回、歴代モデルでの開発思想である“Engineered Beyond Tough”を体現する力強いデザインや、4WDシステムによるオフロードでの走破性、幅広いニーズに応える高い耐久性・信頼性、そして快適性と乗り心地などが評価され、ロシア・カー・オブ・ザ・イヤー2020等3賞の受賞に至ったと云う。
受賞に際して、ロシアにおける販売会社「MMC Rus(エムエムシー・ルス)」の社長兼CEOの岩場理氏は、以下のように話している。
「三菱自動車の1トンピックアップトラックは1978年のデビュー以来、約500万台が生産されています。その人気はここロシア市場でも変わることはなく、事業展開を支える商用車として、そしてファミリカーとして6万3千人を越えるオーナーに愛され続けてきました。
今回の受賞に際し、ロシアの方々に『L200』を信頼できるパートナーとしてお選びいただいたことをとても喜ばしく感じるとともに、投票いただいた方々へ感謝の気持ちをお伝えいたします」。
*1:一部地域では「トライトン」として販売。
*2:ロシアの自動車ジャーナリストを含む専門家によって選出される。2020年は48名の投票によって最終受賞者が決定された。
*3:ロシアの自動車メディア、ブロガー、一般の3つのグループによって選出される。今回の一般投票は1万件に上った。