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2025年1月23日【イベント】

オートモビル カウンシル2025、幕張メッセで4月開幕

坂上 賢治

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AUTOMOBILE COUNCIL( オートモビル カウンシル )実行委員会( 所在地:東京都港区六本木、代表:加藤哲也 )は1月23日、東京都千代田区に報道陣を募り「AUTOMOBILE COUNCIL 2025( 開催地:千葉県美浜市・幕張メッセ国際展示場9/10/11ホール+特設屋外展示、期間:2025年4月11日〜 13日 )」の開催概要を明らかにした。

 

開催10回目を迎える同イベントは10周年の記念イベントして過去最大規模を行われ、テーマに、「クルマを超えて、クルマを愉しむ Classic Meets Modern and Future( クラシック ミーツ モダン アンド フューチャー )」を掲げた。その内容は例年と同じくクルマはもちろん、アート、音楽、トークセッションといった自動車ショーの枠を超えた愉しみが交差する3日間だとしている。

 

 

そもそもAUTOMOBILE COUNCILは、2016年に「3日間だけの( 首都圏で開催される )夢の自動車博物館」をコンセプトにスタートした。過去9回に亘り、絶え間なく進化を続けてきた歴代の名車達が会場に集結。時代毎の価値観や人々の嗜好を映し出す「自動車の大人のフェス」として成長してきた。そんな同イベントが本年は、過去最大規模の幕張メッセ9-11ホールの3ホールを使用して開かれる。

 

また10周年記念の今回は、隣接エリアに新たに特設屋外展示&特設駐車場(イベント会場へのアクセスを高める措置・但し特設駐車場への駐車台数自体は限られる)も設けるという。併せて会場に展示するヘリテージカーのチョイスにあたっては、例年と同じく、イベント運営スタッフ自らミステリーショッパーとなって事前にリテージカーディーラーの覆面調査を実施。厳選されたリサーチを経て選び抜かれた販社から高水準のクルマが参加するという。

 

 

加えてオフィシャルラジオとして、ZIP-FM・東海ラジオ、FM802・FM COCOLO を通じて、中部・関西地域にも本格的に情報を発信。今回は来場者4万5000人を目標に据えて、ヘリテージカーから最新モデルに至るまで自動車の歴史そのものを解き明かすことで日本を代表する自動車イベントを目指すと謳っている。

 

 

なお10周年の記念コンテンツは以下の通り

 

日本車メーカー共通展示企画 「過去から見た未来」
まず10回目記念として自動車メーカーの共通企画「過去が見た未来」をテーマに、三菱自動車HSR-Ⅱ( 1989 年東京モーターショー出展車/出展予定 )など、過去の東京モーターショーに出品したコンセプトカーを各社が厳選して展示する。

 

今や世界に誇る国際企業となった日本の自動車メーカーが、過去にどのような未来を見据えてきたのか?そして、現在はどんな未来をみようとしているのか? 単なる自動車展示会ではなく、“歴史と文化を未来に引き継ぎ”自動車業界がどのように進化していくかを考える一助にしていく。

 

 

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「世界を変えたマエストロ」のスペシャルトークショー
18歳という若さでフィアットに入社。名設計者として名を馳せたダンテ・ジアコーザのもとキャリアをスタートさせたジョルジェット・ジウジアーロ氏( Giorgetto Giugiaro / 86歳 )は、今年デザイナー生活70年を迎える。

 

そもそも同氏が来日してトークショーを行う機会自体が希有なことであるが、今回それが叶う理由は、昨年のイベント9回目の際、生前にマルチェッロ・ガンディーニ氏( Marcello Gandini / ジウジアーロ氏と同じ1938年生まれ。ちなみに同じ38年生まれのイタリア人カーデザイナーでは、元ピニンファリーナのレオナルド・フィオラヴァンティ氏も存命 )を招かなかったことを悔やんだからだという。そこで今回こそはとスタッフがイタリアへ通い、熱心に参加を打診したことで今回の訪日が実現するという。従って同氏のファンにとっては、またとない機会になるだろう。

 

そんなジウジアーロ氏は、ギア・ベルトーネというふたつの名門カロッツェリアのチーフデザイナーを歴任後、自身が主宰するイタルデザイン・ジウジアーロを設立。フィアット・パンダ、VWゴルフ、ランチア・デルタ等、世界を一変させる自動車デザインの傑作を次々と生み出していった彼のデザイン哲学や当時の思い出を語るスペシャル・トークショーとなる見込みだ。

 

 

伝説のカーデザイナーGiorgetto Giugiaro展
そんなジョルジェット・ジウジアーロの魔法の手から生み出された歴史に残る名車、歴史を変えた傑作の中から、厳選された10台が展示される。実用車から未来的なスポーツカーまで、天才、神とも称されるマエストロの作品世界が会場で愉しむことができる。

 

AZTEC コンセプトカー

 

Golden Age of Rally in Japan<歴史を飾ったラリーカー展示>
イタリア自動車界、そしてスイス高級時計界の大立者であったジーノ・マカルーゾ氏。彼は若き日に自らラリーに参戦するエンスージアストであり、由緒正しい自動車クラブ「クラブイタリア」の会長も務めていた彼は自動車文化を守るためエポックメイキングなラリーカーとレーシングカー双方を中心に保有する有名コレクターでもあった。

 

今回は、その珠玉のコレクションの中からラリー史を語るのに不可欠な 6 台がイタリアから来日。いずれも由緒正しきワークスマシンばかりで展示を構成される。

 

Lancia Stratos(1976)

 

旅する Motor Home
車での「旅」をテーマにした特別展示も行われる。クルマの旅と言っても愛車で旅行に出かけて宿に泊まるという一般的なことではない。「Motor Home」という動く家を連れて年間50泊に及ぶ車中生活を楽しむオーナーが、愛車を展示して様々な旅のエピソードや実際の使い方などをパネルとトークでご紹介いたします。「車」が移動する手段に加えて「滞在」が可能になった
時、そこに新たな価値観とライフスタイルが見えてくる。

 

2001 年式 カナダ製「BC Vernon 19DE」、シャシ―:アメリカ Ford E-350 架装メーカー:カナダ レジャーコーチワークス

 

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AUTOMOBILE COUNCIL 2025の主な開催概要は以下の通り

 

 

名 称: AUTOMOBILE COUNCIL 2025(オートモビル カウンシル 2025)
会 期: 2025 年 4 月 11 日(金)~4 月 13 日(日)
開催日時:

特別内覧日: 4 月 11 日(金) 10:00~18:00 (プレスタイム 10:00~13:00)
一般公開日: 4 月 12 日(土) 10:00~18:00
     :4 月 13 日(日) 10:00~17:00
会 場: 幕張メッセ国際展示場 9/10/11 ホール予定 (千葉県千葉市美浜区中瀬 2-1)
     隣接エリアに特設屋外展示&特設駐車場を新たに設置
主 催: AUTOMOBILE COUNCIL 実行委員会
協 賛: 株式会社ABODA LIFE、エンケイ株式会社、オニツカタイガー、カーセンサー、株式会社ニコンイメージングジャパン、日本ミシュランタイヤ株式会社、BlueOrder 株式会社、BOSCH CAR SERVICE

 

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オフィシャルラジオ:
J-WAVE、TBSラジオ、TOKYO FM、interfm 、ニッポン放送、FM ヨコハマ 、 FM802、
FM COCOLO、ZIP-FM、東海ラジオ

 

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オフィシャル WEB :webCG、カーセンサー、CAR トップ、Auto Messe Web、Response
後 援: 経済産業省、千葉県、千葉市、日本自動車工業会、日本自動車輸入組合、FIVA(2024 年実績)
特別後援: 株式会社カ―グラフィック

 

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内 容:

(1)メーカー/インポーターによる市販車およびそのヘリテージカーの展示
(2)新世代自動車の展示
(3)ヘリテージカーの展示・販売
(4)サプライヤー・スポンサーの商品展示およびプレミアムライフスタイル展示
(5)自動車関連商品の展示・販売
(6)オーナーズクラブのご案内
(7)アート作品の展示・販売
(8)音楽ライブ、レコードコンサートの実施
(9)トークセッションの実施
(10)フードコーナーの設置

 

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幅広いジャンルからカーライフの魅力を発信するトークセッションの拡大
AUTOMOBILE COUNCILでは、「クルマの愉しみ、クルマを取り巻く現状と未来」を各界の知識人が語るトークセッションを実施、カーライフの魅力を立体的に発信してきた。2025年は9枠へ拡大、多様なテーマで自動車、アート、カルチャー等、様々な分野のスペシャリストによる多彩なトークセッションを3日間、特設会場にて実施する。

登壇者予定(敬称略 五十音順 2025 年 1 月 23 日現在)
・石渡 健文: 編集者、雑誌「BRUTUS」元編集長
・川本 裕貴: Haltermann Carless 日本支社長
・高野倉 匡人: ファクトリーギア代表 ラジオパーソナリティ
・西村 泰宏: カーセンサー統括編集長
・馬場 康夫: ホイチョイプロダクションズ代表、映画監督
・ピーター・ライオン: 国際カージャーナリスト、作家
・日比野 克彦: 現代美術家、東京藝術大学学長
・増岡 浩: 三菱自動車広報部&開発部
・町田 雄二: 雑誌「ポパイ」編集長
・水野 大册: SUV&RV 専門店「BUDDY AUTO」代表
・ユージ: タレント、ファッションモデル
・吉田 由美: カーライフエッセイスト、自動車評論家他
司会:川瀬 良子
(タイムスケジュール詳細は、後日公開)

 

音楽プログラム「MUSIC MEETS CARS」のさらなる充実
AUTOMOBILE COUNCIL では毎回、音楽とクルマには親密な関係性・親和性があるとして様々な音楽プログラムを「MUSIC MEETS CARS」というコンセプトのもと、ライブやレコードコンサートなど、豊かな趣味をもつ大人のライフスタイルとして音楽を位置付けて展開している。2025 年では、クラシック、ジャズ、ポップスのハイクオリティのプレシャスライブ、そしてトークショー&レコードコンサートを実施される予定。

 

1.プレシャスライブ出演者予定
・佐野優子:ピアニスト(クラシック) 4 月 11 日(金)
・TOKU:ヴォーカリスト&フリューゲルホーンプレーヤー/小沼ようすけ:ギタリスト(ジャズ) 4 月 12 日(土)
・小野リサ:シンガー(ボサノバ) 4 月 13 日(日)

 

2.トークショー&レコードコンサート出演者予定
・ピーター・バラカン:ブロードキャスター
  interfm「Barakan Beat」、NHK-FM 「Weekend Sunshine」他出演
・ロバート・ハリス:作家、ラジオ DJ
  interfm「大人のラジオ アレキサンドリア」ナビゲーター
・森山良子:シンガー
  ニッポン放送「オールナイトニッポン MISIC10」パーソナリティ
  (タイムスケジュール詳細は、後日公開)

 

 

 

URL 公式 Webサイト: https://automobile-council.com/
フェイスブック: https://www.facebook.com/automobilecouncil/
x(旧・ツイッター): https://twitter.com/Automobile_twit
Instagram: https://www.instagram.com/automobilecouncil/

 

 

 

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。