オートバックスセブンは3月10日、経済産業省・日本健康会議が主催する「『健康経営優良法人2022』~ホワイト500~」の認定を受けたと発表した。
健康経営優良法人認定制度とは、地域の健康課題に即した取り組みや、日本健康会議が進める健康増進の取り組みをもとに、特に優良な健康経営を実践している企業などを顕彰する2017年に開始された制度。大規模法人部門の上位法人には、ホワイト500の冠が付加される。
今回オートバックスセブンは、大規模法人部門の「『健康経営優良法人2022』~ホワイト500~」において認定を受けた。制度開始から毎年健康経営優良法人の認定を受け、ホワイト500の認定は、2017年、2019年の認定に続いて3度目となる。
同社によると、オートバックスセブンは、創業当時から人は財産「健康こそあらゆる企業活動において必要不可欠な経営基盤」という考えに立ち、従業員の健康を重視した経営を行ってきた。2014年には「健康宣言」を制定し、オートバックス健康保険組合とのコラボヘルスを推進する「健康管理室」を設置している。また、データヘルス計画に取り組み、健康リスクを見える化し、生活習慣病の発症予防と重症化防止に努めている。
転倒リスク測定会での片足立ち上がりテストの様子
「健康経営」の取り組みについては、全従業員一丸となって健康経営戦略マップに基づき、「禁煙促進活動の推進」「生活習慣病予防対策の推進」「がん対策の推進」「こころの健康づくりの推進」「女性特有の健康関連課題への取り組み」「『健康経営』を推進する職場環境の整備」という6つの重点課題に取り組む。
また、健康経営を通じて「従業員の労働生産性向上」を図るべく、「プレゼンティーズムの改善」「アブセンティーズムの低減」「傷病による欠勤・休職日数の低減」「ワークエンゲイジメント向上」を目指す。これらの健康経営の目標や取り組みに対し、継続的にPDCAサイクルを回していくことでより一層の取り組みの推進を図っている。