オートバックスセブンは7月7日、大分県におけるDX(デジタル・トランスフォーメーション)の推進支援を行うと発表した。
同社は、大分県と地域活性化に関する包括連携協定を締結し、地域活性化に関する8つの取り組みを行っている。
今年度から行う新たな取り組みは、「その他、地域社会の活性化および県民サービス向上に関することの協働分野」で、ニーズの多様化や環境の変化という複雑化した時代において、大分県庁職員が、県民視点に立った企画や推進を生み出すことを目的に、オートバックスセブンが培ってきたノウハウを生かし連携していく。
【連携・協働分野】その他、地域社会の活性化および県民サービス向上に関すること
■県庁職員のデザインシンキング定着に向けた支援
オートバックスセブンの顧客目線による商品開発で培ってきたノウハウを生かし、昨年度より情報科学高校で、デザインシンキングを題材とした授業を行っている。行政サービスや制度などを変革するDX人材育成の一環として、県職員のデザインシンキング定着に向けた取り組みを支援する。
STEP1(2021年度)
・商工観光労働部の全班総括(30名程度)を対象にデザインシンキング研修会を実施
・商工観光労働部の若手有志職員と県内高校生が共同でデザインシンキング研修会を実施(20名程度)
・希望所属職員に対するデザインシンキング研修会のスポット開催
STEP2(2022年度以降)
・STEP1、2で蓄積したノウハウを活用し、全部局へ本格展開
■データ利活用の推進
1)データ流通・連携基盤等によるプロジェクト創出
⇒データ連携基盤などを活用し、新たなプロジェクトを創出していく。
2)オープンデータ連携
⇒障がい者によるデータクレンジングの実施。(障がい者雇用の創出)