オートバックスセブンは7月21日、日本カーシェアリング協会と、毎年のように起こる自然災害に対して、より迅速に且つ安定的に支援連携を実施していくための体制強化を目的とした災害支援協定を締結した。
日本カーシェアリング協会(以下「JCSA」)とオートバックスセブンは、2016年の熊本地震の対応をきっかけに支援連携を開始し、その後の災害(九州北部豪雨、西日本豪雨、台風19号、佐賀豪雨、令和2年7月豪雨)においても協力し被災地の復旧支援を行ってきた。
主な連携内容としては、車両の寄贈・車両運搬支援・被災地域でのメンテナンス支援などを行い、JCSAが被災地域で被災者の方へ車両の貸し出し、情報収集、その後の地域コミュニティサポートの運営などを行っている。
■オートバックスセブンと-JCSAの支援連携実績 ( )は被災地での車ののべ貸出件数
平成28年熊本地震:軽トラック5台寄贈、支援車両のメンテナンス(のべ貸出:73件)
平成29年7月九州北部豪雨災害:車11台運搬(石巻→久留米)、支援車両のメンテナンス(のべ貸出:41件)
平成30年7月豪雨災害:車10台運搬(石巻→倉敷、西予)、支援車両のメンテナンス(のべ貸出:629件)
令和元年8月豪雨災害:車18台運搬(石巻、倉敷→武雄)、支援車両のメンテナンス(のべ貸出:105件)
令和元年台風第19号災害:軽自動車、普通車計18台寄贈、支援車両のメンテナンス(のべ貸出:123件)
令和2年7月豪雨災害:車29台運搬、支援車両のメンテナンス(のべ貸出:448件)
平成29年九州北部豪雨災害で被災地に運搬した車両
令和元年台風第19号災害の際に寄贈した車両