オートバックスセブンは8月26日、日本カーシェアリング協会 に、車両10台(富山県4台/秋田県6台)を寄贈したことを発表した。
日本カーシェアリング協会は、被災地でクルマを失った人などに無償でクルマを貸し出す活動を、東日本大震災をきっかけに開始し、以降〝寄付車〟を活用した被災者支援を、国内各地で続けている非営利組織。
オートバックスは、この協会との災害時に於ける車両支援協定を2021年7月に締結し、「モビリティ・レジリエンス・アライアンス(※)」に参画。〝被災地ではクルマが再建の一歩を踏み出す大きな力となる〟との考えに共感し、これまでにも災害時の車両提供をはじめ、貸出車両の無償メンテナンスなど、クルマを活用した災害時のライフラインを支える支援を行ってきたと云う。
同社では、万が一の際にも迅速に被災地に届けられるようにと、昨年度、協会への車両寄贈を毎年行っていくことを決定(2030年度まで毎年継続)。2年目となる今年度、計10台(6月に富山県に4台、8月に秋田県に6台)の車両を寄贈した。
オートバックスは、〝社会の交通の安全とお客様の豊かな人生の実現〟というパーパスの下、これからも様々事業を通じて、利用客の安全・安心と、利便性向上に取り組み続けると共に、環境・社会課題の解決へ向けた取り組みにも挑戦していくとしている。
※)モビリティ・レジリエンス・アライアンス:日本カーシェアリング協会を事務局として企業・自治体との災害支援ネットワーク。アライアンスに参画する企業や団体が連携して、災害発生時に被災地へ迅速にクルマを届けることで、被災者の生活復旧を支援することを目的としている。〝モビリティ・レジリエンス〟は、クルマが被災して困った状況を回復させる力という意味を表している。
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