オートバックスセブンは12月6日、日本文理大学の学生を対象に大分市大在地区にて「電動キックボードシェアリングサービスの実証実験」を開始した。
この実証実験は、オートバックスセブンが大分県の次世代モビリティサービス導入推進事業を受託し、「多様な移動手段の提供による移動活性化」に向けて実施するもの。公共交通機関(駅やバス停)と目的地までをつなぐ移動手段として電動キックボードを活用できるか、またラストワンマイル問題の解決や公共交通機関の利用促進につながるのかなどを検証する。
大在駅から日本文理大学の間は公共交通の運行がないため、学生は大学が運行するスクールバスを利用している。新型コロナウイルス感染対策として、パーソナルモビリティの移動ニーズもあり、日本文理大学の学生の通学手段の確保と、電動キックボードという新たな移動手段のシェアリングサービスにより、ラストワンマイル問題の解決や公共交通機関の利用促進、地域の活性化につなげるとしている。
■実証実験概要
期間:2021年12月6日(月)~2021年12月24日(金)
時間:7:00~19:00
実証実験エリア:大在駅から日本文理大学近辺
実験参加者:日本文理大学 学生15名(事前に交通安全の講習、試乗による実技講習を受講)
利用可能台数:10台
使用車体:glafit株式会社製の電動キックボード「X-SCOOTER LOM(クロススクーターロム)」
料金:無料
備考:第一種原動機付自転車につき、運転の際はヘルメットを着用。